梅の花が歓呼して迎えてくれました。

今日(2/23)は、二ツ箭山へ。
昨晩、気象庁の天気分布予報を見たら、あろうことか、夜半、
阿武隈の、我が家を囲むエリアだけが、白く塗りつぶされ、雪模様!?
ちょっと気懸かりでしたが、杞憂。ものの見事に外れてくれました。
散歩のときの曇り空も、徐々にもち直し、好天へ。
やわらいで、たのしい山歩に恵まれました。
路傍のホトケノザに礼し…

水に礼すれば、謙廉。

御滝沢を、のたりのたりと。

沢にわかれ、山脊へ。


一汗かいて、岩場に直下。
"天を仰げ、天から生きよ"、~呼ばわる響に、耳澄ませます。

ちょいと鎖、ロープのご厄介に。

基部に上がれば、月山のエ~ル。

あと、ひと踏ん張り。

手が解かれれば、男岩のねぎらい。

女岩を頂けば、洋は霞起、陽精は雲と懇談中?

すると、其処に、すっかり常連の貫禄漂う佐藤さんご夫妻の姿が。
O内さんと一緒に。しばし、歓談。

辞して、岩場のテラスへ。
S藤さん、O利さん~の姿。交ぜていただき、歓談、四方山話。

ちょうど帰るところだったO利さんから譲坐、昼餉の準備に。

待ちに待って?玉子もいい具合、食べごろです。(笑)

皆さんを見送り、テラスに独り。
陽精と見合って、のんびり、のほほん。

"たかい たかいところからみていたい
おこるどころか
じぶんは
とろっとろと
熔けてしずかにふるえながら
なにもかも美しくみたいものだ"
とは、重吉の詩の一節。
なにもかもが、とろっとろに熔けてしまいそうな、ひと時。
自ずからが貫けている陽精に、合わせられます。

いい時間を過ごせました。

帰りは、沢コース。
修験台から、"夫婦岩"。睦まじい二重唱。

谷へと降り起ち…

水に礼して、通行の許可を請います。

あとは、水の時間に歩を合せて。



"本当にうつくしい姿
それはひとすじに流れたものだ
川のようなものだ"
~重吉


水の翔逸、翔華、翔踊に与かれば、山路は了り。

もどると、梅の花の祝福が。


無事の下山、
愉色の山路に、
感謝。
Fin