あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/愉色 2019年2月23日

 梅の花が歓呼して迎えてくれました。
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 今日(2/23)は、二ツ箭山へ。
 昨晩、気象庁の天気分布予報を見たら、あろうことか、夜半、
 阿武隈の、我が家を囲むエリアだけが、白く塗りつぶされ、雪模様!?
 ちょっと気懸かりでしたが、杞憂。ものの見事に外れてくれました。
 散歩のときの曇り空も、徐々にもち直し、好天へ。
 やわらいで、たのしい山歩に恵まれました。


 路傍のホトケノザに礼し…
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 水に礼すれば、謙廉。
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 御滝沢を、のたりのたりと。
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 沢にわかれ、山脊へ。
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 一汗かいて、岩場に直下。
 "天を仰げ、天から生きよ"、~呼ばわる響に、耳澄ませます。
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 ちょいと鎖、ロープのご厄介に。
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 基部に上がれば、月山のエ~ル。
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 あと、ひと踏ん張り。
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 手が解かれれば、男岩のねぎらい。
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 女岩を頂けば、洋は霞起、陽精は雲と懇談中?
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 すると、其処に、すっかり常連の貫禄漂う佐藤さんご夫妻の姿が。
 O内さんと一緒に。しばし、歓談。
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 辞して、岩場のテラスへ。
 S藤さん、O利さん~の姿。交ぜていただき、歓談、四方山話。
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 ちょうど帰るところだったO利さんから譲坐、昼餉の準備に。
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 待ちに待って?玉子もいい具合、食べごろです。(笑)
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 皆さんを見送り、テラスに独り。

 陽精と見合って、のんびり、のほほん。
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 "たかい たかいところからみていたい
 おこるどころか
 じぶんは
 とろっとろと
 熔けてしずかにふるえながら
 なにもかも美しくみたいものだ"
 とは、重吉の詩の一節。
 
 なにもかもが、とろっとろに熔けてしまいそうな、ひと時。
 自ずからが貫けている陽精に、合わせられます。


 
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 いい時間を過ごせました。
 
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 帰りは、沢コース。

 修験台から、"夫婦岩"。睦まじい二重唱。
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 谷へと降り起ち…
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 水に礼して、通行の許可を請います。
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 あとは、水の時間に歩を合せて。
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 "本当にうつくしい姿
 それはひとすじに流れたものだ
 川のようなものだ"
 ~重吉

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 水の翔逸、翔華、翔踊に与かれば、山路は了り。
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 もどると、梅の花の祝福が。
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 無事の下山、
 愉色の山路に、
 感謝。

 Fin