あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/愉心 2019年1月7日


 今日(1/7)は、二ツ箭山へ。
 昨日は、所用有って、山行は「×」。で、本日と相成りました。
 気に懸かる山があり、そちらを考えなくもなかったのですが、
 携行したいものの手配が間に合いそうもなく、今回はパスということに。
 とまぁ、どっちつかずの出発となってしまいましたが、
 たどり着いた岩場のテラスでは、
 上天気の下、たのしいひと時に恵まれました。
 

 御滝にご挨拶。客となります。
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 相棒は影?
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 水の精に礼すれば、その謙廉に合わせられます。
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 御滝沢の気息。
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 そして、その鼓動。慈光に応えます。
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 〆張り場から、山脊へ。一枚岩をそろりそろりと。
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 途中、satouさんに追い着き、ご挨拶。
 年を重ねて相変わらずのご様子、何よりです。
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 岩場に直下。
 "天へ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
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 応えて、いざ。
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 基部へと上がれば、月山のエール。
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 両手が解放されると、男岩の雄姿。
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 女岩を頂きました。
 陽精は頌い、洋は燦爛、…しばし、黙想。
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 ああ、洋は真率。
 人間はあちらこちらで威張っていますが、
 もとはと言えば、0.2ミリの受精卵。
 頭は、意識は、独りででかくなったような気でいるのでしょうが、
 み~んな、大地の恵み、海や川の恵みでつくられたものでありませんか。
 五体は、自然の恵みそのものです。
 なのに、頭は、意識は、まやかしの観念に血迷い、「慾」にお追従。
 「進化」に乱舞しています。
 「環境」などと気取って、自らの出自を疎んじ、否み続けるかぎり、
 遠からず、行き詰ることになるでしょう。
 この自覚の無さ、これを暗愚と言わずして、何と言えばよいのやら。


 洋はしずかに語っています、天の響を。
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 さて、岩場のテラスへ。二番乗り?です。
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 どっかと坐して、陽精の祝福に与ります。
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 洋のしらべは、"Grace be with you"。
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 常連のみなさんが、陸続。交ぜて頂き、歓談、四方山話。
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 私の昼餉は、カップ麺。
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 すると、こちらでは、由緒正しく鍋焼きうどん。(todaさん)
 先ほどの岩場の取り付きでは、何と、粋に野点を楽しんでおられた方です。
 下拵えをした具材をてきぱき~。
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 ほ~れ、どうだいと、美味しそうに。
 この食べっぷりといい、中々の山歴、食歴?とお見受けいたしました。
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 おかげ様で、いい時間を過ごさせて頂きました。感謝。
 おいとまさせていただくことに。


 帰りは月山へと周って。
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 月山から、"夫婦岩"。睦まじく、唱を合わせます。
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 テラスはまだにぎやかそうです。
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 右方に男岩、女岩をおき、語らいながら。
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 O利さんに、追いつきました。
 樹々を交え、お喋りしながら、すたこら。
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 無事の下山、
 愉心の山路に、
 感謝。


 Fin