今日(1/7)は、二ツ箭山へ。
昨日は、所用有って、山行は「×」。で、本日と相成りました。
気に懸かる山があり、そちらを考えなくもなかったのですが、
携行したいものの手配が間に合いそうもなく、今回はパスということに。
とまぁ、どっちつかずの出発となってしまいましたが、
たどり着いた岩場のテラスでは、
上天気の下、たのしいひと時に恵まれました。
御滝にご挨拶。客となります。
相棒は影?
水の精に礼すれば、その謙廉に合わせられます。
御滝沢の気息。
そして、その鼓動。慈光に応えます。
〆張り場から、山脊へ。一枚岩をそろりそろりと。
途中、satouさんに追い着き、ご挨拶。
年を重ねて相変わらずのご様子、何よりです。
岩場に直下。
"天へ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
応えて、いざ。
基部へと上がれば、月山のエール。
両手が解放されると、男岩の雄姿。
女岩を頂きました。
陽精は頌い、洋は燦爛、…しばし、黙想。
ああ、洋は真率。
人間はあちらこちらで威張っていますが、
もとはと言えば、0.2ミリの受精卵。
頭は、意識は、独りででかくなったような気でいるのでしょうが、
み~んな、大地の恵み、海や川の恵みでつくられたものでありませんか。
五体は、自然の恵みそのものです。
なのに、頭は、意識は、まやかしの観念に血迷い、「慾」にお追従。
「進化」に乱舞しています。
「環境」などと気取って、自らの出自を疎んじ、否み続けるかぎり、
遠からず、行き詰ることになるでしょう。
この自覚の無さ、これを暗愚と言わずして、何と言えばよいのやら。
洋はしずかに語っています、天の響を。
さて、岩場のテラスへ。二番乗り?です。
どっかと坐して、陽精の祝福に与ります。
洋のしらべは、"Grace be with you"。
常連のみなさんが、陸続。交ぜて頂き、歓談、四方山話。
私の昼餉は、カップ麺。
すると、こちらでは、由緒正しく鍋焼きうどん。(todaさん)
先ほどの岩場の取り付きでは、何と、粋に野点を楽しんでおられた方です。
下拵えをした具材をてきぱき~。
ほ~れ、どうだいと、美味しそうに。
この食べっぷりといい、中々の山歴、食歴?とお見受けいたしました。
おかげ様で、いい時間を過ごさせて頂きました。感謝。
おいとまさせていただくことに。
帰りは月山へと周って。
月山から、"夫婦岩"。睦まじく、唱を合わせます。
テラスはまだにぎやかそうです。
右方に男岩、女岩をおき、語らいながら。
O利さんに、追いつきました。
樹々を交え、お喋りしながら、すたこら。
無事の下山、
愉心の山路に、
感謝。
Fin