遅れて咲いた花にも、矜持。
今日(7/1)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』、
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
――このところのうだるような暑さに、げんなり。
山とは言え、里山。
標高884Mでは、こりゃ熱中症かな?とあやぶみましたが、杞憂。
汗だくだくの末、たどり着いた山頂には、爽やかな風が吹きわたり、 猛暑の下界を尻目に、のほほん、避暑のひと時に恵まれました。
いつもの、門沢登山口から。
杉木立の中へ。
すでに、汗はだくだく。
このまま木陰を歩きたいのですが…
水石に着きました。陽射しが痛い。
でも、いい風。
緑が統べる、山頂部。
でも、ところどころにヤマツツジ、後衛の気宇。
あるものは、日に焼けて、奮迅。
あるものは、蕾のまま力尽きて、枯萎を頌い…
そして、あるものは、素懐を果たして。
みな、同じ、ひとすじの気持ち。
トンボ君も唱を合わせます。
花が咲くのは、善き哉。
牧野側も見回りながら、展望台へ。
ん~、いい風。
日差しは陽射しで攻めてきますが、それも苦になりません…
陣取って、眺覧、周覧のひと時。
阿武隈の暢懐が沁みてきます。
おだやかな風が、夏の空を和らげます。
つましく、カップ麺。
お腹を満たし、一帯を見回ります。
エッ?雪が降った?
~だといいのですが、ヤマボウシの溌剌でした。
夏の日差しの下、みんな活き活きと。
一帯に異状のあるなく、安堵。
見送って、そろそろ、帰るとしましょう。
水石から、阿武隈にいとま。
木漏れ日…
葉漏れ日が、うれしい。
あとは、すたこら。
水の精に迎えられ…
無事の下山、
恵風の頂き、ひと時の避暑に、
感謝。
Fin