あるく

~山の恵みの備忘録~

大日岳/佳恵(三) 2016年7月20-21日


  『大日岳/佳恵(二)』からの続きです。


  ハァ~、さてさて、下らなければなりません。
  バタバタと、詰めては出したり、押し込めたりで悪戦苦闘、
  すったもんだのパッキングを了え、小屋の外へ。
  一宿の恩義に、最敬礼。
  
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  北股の衆にも。
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  "See you, later"
  御西を発ちます。
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  心のままに歩けと、お山の響。
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  さあ、草月平へ。
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  心の中に、
  生命あふれる、そんな風景を有っている人は
  なんて幸せだろう…
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  生命あふれる光景を有つ人は。
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  草月平には生命があります。
  風に、光に生命があふれています。
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  その生命を呼吸して、自分が自分らしくなる…。
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  ただただ、理窟なしに…
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  歩くことが愉しい、真剣に。
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  ここには生命が溢れているから。
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  "それなのに、人間は…"と、
  呼ばわる白鯨。

  世界には暴力が跋扈し、生命が毀損されています。
  
  "剣を取るものは、皆剣で滅びる"、
  とは、新約書の主人公の言葉。

  生命のつながりの中でこそ、ヒト。
  心に剣をもつ者は、みな山に来たって、
  生命に触れよ…
  そんなお山の響がしました。 

 

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  草月平の調べ。
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  そして白鯨の頌歌。
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  雲に涼しさを恵まれ…
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  駒形山へ。
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  北方からの、大きなエ~ル。
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  駒形山を頂けば、目の前に飯豊山
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  振り返れば、草月平の暢達。
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  そして、北方稜線には寛厚。
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  しばし、北股の衆と語らいます。
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  それぞれの頂きには、それぞれに独特な頌がある。  
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  頌う、大日岳。
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  さあ、飯豊山頂へ。
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  北股の衆の頌が足のリズムを刻みます。
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  飯豊山を頂きました。落ちるダイグラ尾根。
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  中程のピークに飯豊本山小屋。
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  ちょっと出過ぎ?記念にパチリ。
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  陽が昇るにつれ、雲も上がり、活発に。
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  主稜線に雲が出張ります。  
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  大日岳が、"また来いよ"と。
  おいとまです。
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  イイデリンドウからエ~ルを戴き、
  いとまを告げます。
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  飯豊山頂にも。
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  雲に蔽われ始めた本山小屋。
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  ガスの中、
  後は、只管、下るだけ。


  御秘所、そして御秘所沢。
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  幽玄の草履塚。
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  ウスユキソウや…
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  そしてマツムシソウに、エ~ルを頂戴し、
  すたこら。
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  切合で、ひと息、水補給。
  感謝。
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  ガスの中、七森を。
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  七森を過ぎて。
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  三国小屋で、金子さんとしばしお喋り。
  お見送り、恐縮です。
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  このコース、登り返しがやたらです。
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  疣岩分岐からは往路を外し、新長坂へ。
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  松平峠まで、あと少し。
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  随分と久しぶりです、この径は。
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  この橋を渡れば、山路の終了。
  その前に、タオルをひたして、汗を拭きとりましょう。
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  無事の下山、
  佳恵の山路に
  感謝、感謝、感謝。


  Fin