あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/小蕾 2016年4月24日

  ひとすじの気持。
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  今日(4/24)は、
  阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
  及び
  堂山王子緑地環境保全地域
  を見廻ります。

  正月に早まったことをしたものもありましたが、
  良識あって、多くは自重、
  本懐をあたためていました。



  いつもの門沢登山口から。
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  春香る小径。
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  光を浴びて。
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  さんざめくヤマツツジの蕾たち。  
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   産声、また産声。
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  玉蕾に志気が漲ります。
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  水石ではヤシオツツジの迎候。
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  山頂展望台に到着。
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  展ける、阿武隈
  移ヶ岳、日山、鎌倉岳、~。
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  桧山、大滝根山
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  そして、日影山、蓬田岳。
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  頌う陽精。
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  鳥は友、遊びに来てくれました。
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  春を讃い上げます。
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  蕾たち、あどけない純情。
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  春を誤解し、
  振舞を早まってしまったものたちの哀切。
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  山頂部一帯を廻ります。


  
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  展望台にもどり、ランチタイム。――




  "天何をか言わん哉。
  四時行わる、百物生ず。
  天何をか言わん哉"
  とは、孔子の言葉。

  "あの天をごらん、万物の主宰であるあの天をごらん。
  天は何をいうか、なにもものをいわない。
  しかし天の運行によって四季は自然に運行し、
  四季のうつりかわりによってもろもろの生物が、生育する。
  しかし天は、何もいわない"(吉川幸次郎釈義)、――
  天と万物、厳として運行し、進展する"秩序"の前に
  彼は、何も言えず、佇みました。

  天然自然、"四時行わる"ふしぎに
  こころがふかみゆきます。  
  


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  つぼみたちよ、
  "ついにひとつの称名であれ"。――

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  異状のあるなく、安堵。
  帰ります。

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  無事の下山、
  小蕾の躍動、そのひとすじの気持に、
  感謝。



   Fin