あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/親倖 2016年2月7日

  人懐っこい、ルリビタキ
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  今日(2/7)は、二ツ箭山へ。
  上天気の下、山中に先の週の雪と戯れ、
  小鳥の親迎、また水の精の歓待、
  そして、テラスにはうれしい交遊と、
  愉しいひと時に恵まれました。
  感謝。  



  水の精に礼すれば…
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  その謙廉に合せられます。
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  沢を離れ、山脊への勾配にあえいでいると、
  小鳥が一羽来遊。
  至近をちょろちょろ、気にいられたようです。
  親しげなまなざしにほっこり。

  "Grace be with you".
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  山脊にはしっかりと、雪。
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  "天へ、そして天から生きよ"、
  宙に頌う声。
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  女岩を頂いて、男岩。
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  そして、月山。
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  陽精の讃歌に、
  洋は真率をもって応えます。
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  岩場のテラスには、常連のみなさん。
  asanoさん、M浦さんご夫婦、Oさん、Kさん~
  ご厚情に与かって席をつめて頂き、ランチタイムです。
  しばし歓談、四方山話。
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  みなさんを見送って、ひとり、
  洋にまどろみます。

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  "きょうあたりの
  こんな冬の太陽の気持がほしい
  すこしも無理な力をいれずに
  それでいて
  人を思うとおりに動かす
  人はそれで満足している"
  ――(八木重吉


  やわらかな光が、
  心をととのえてくれます。

  ぬくぬく、まったり、
  明るむ心。


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  さていい時間を過ごせました。
  帰りましょう、沢コースへ。


  修験台から"夫婦岩"。
  睦まじい二重唱が空に響きます。
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  沢に降り起ち、水の精にご挨拶。
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  陽精とむつみます。
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  陽があまり射しこまぬ溪には、
  たっぷりの雪。
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  水の時間を運歩
  水霊の響に耳澄ませながら。
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  "学びて時に之れを習う、亦た説ばしからず乎。
  朋有り遠方より来たる、亦た楽しからず乎。
  人知らずして慍らず、また君子ならず乎"、
  ――(論語、学而第一)

  吉川幸次郎にならい意をくめば、――
  "勉強したことを、
  しかるべき時に、何度も繰り返しておさらえする、
  その度に、理解が深まり、自分のものとして体得される。
  どうだい、それこそ人生の喜びではないか。
  志を同じくする友が、
  遠いところからやって来て、学んだことについて話し合う、
  どうだい、それこそ愉快なことではないか。
  しかしながら、人生のあり方は様々、
  自分の勉強が、いつも認められるとは限らない。
  人から知(みと)められないことがあっても、腹を立てない、
  どうだい、それでこそ、紳士だとは思わないか。"
  ・・・・・・・
  
  
  先哲の教えが流れます。



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  駐車場に戻れば、陽精のエ~ルとねぎらい。
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  無事の下山、
  親倖の山路に、
  感謝。


   Fin