あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/寒天 2016年1月23日

  雪をまとって凛、月山。
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  今日(1/23)は、二ツ箭山へ。

  あれやこれやの低気圧で天気図は賑やか。
  浜通りの天気は、きちんと西高東低になってからがgood、
  なのですが、今回の寒気はなかなかの"お大尽"?
  雪の難儀で山に行けなくなってもなぁ、と案じられ、
  ならば本日、ということに。


  
  水の謙廉に合わせられます。
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  水の時間を共に歩けば…
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  寒を透して、おもてなし。
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  冬には、うすうすとした美しさがある、
  "貧しさ"がある。
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  岩場に直下、
  "天へ、そして天から生きよ"、と呼ばわる響。
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  基部へと攀じれば、
  じっと雪をかぶる月山。
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  女岩を頂いて、眺覧。
  月山からのエ~ルを押し戴きます。
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  洋と雲の頌歌、疲れてる?お日様。
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  岩場のテラスでは、"お久しぶりです"。
  Sさん、Yさんをはじめ常連のみなさんは帰り支度のさ中。
  お元気そうで何よりです。
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  みなさんを見送り、テラスに独り、ランチタイム。
  今日は、ガス欠の為、味噌汁とおにぎりです。
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  ゆったり、おっとり、時に親しめば…
  洋からの、エ~ル。
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  "子曰わく、
  君子の天下に於けるや、
  適きも無く、莫しきも無し、
  義にのみ之れ与に比しむ"、
  とか。(論語・里仁第四)
 
  すべてに、好悪を超え、ひとえに
  "義しきもの"にこそ比(した)しめと、…。

  寂かにお山が肯います。  
 


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  さて、お腹も心も満足。帰りましょう。
  

  月山に廻って、"夫婦岩"。
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  男岩、…
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  そして女岩。
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  いつも睦まじく、二重唱。
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  "冬の
  うっすらとした気持に触われば
  一途な安らかなちからが分るだろう"
  八木重吉


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  無事の下山、
  寒天の恵訓に
  感謝、感謝。


   Fin