雪をまとって凛、月山。
今日(1/23)は、二ツ箭山へ。
あれやこれやの低気圧で天気図は賑やか。
浜通りの天気は、きちんと西高東低になってからがgood、
なのですが、今回の寒気はなかなかの"お大尽"?
雪の難儀で山に行けなくなってもなぁ、と案じられ、
ならば本日、ということに。
水の謙廉に合わせられます。
水の時間を共に歩けば…
寒を透して、おもてなし。
冬には、うすうすとした美しさがある、
"貧しさ"がある。
岩場に直下、
"天へ、そして天から生きよ"、と呼ばわる響。
基部へと攀じれば、
じっと雪をかぶる月山。
女岩を頂いて、眺覧。
月山からのエ~ルを押し戴きます。
洋と雲の頌歌、疲れてる?お日様。
岩場のテラスでは、"お久しぶりです"。
Sさん、Yさんをはじめ常連のみなさんは帰り支度のさ中。
お元気そうで何よりです。
みなさんを見送り、テラスに独り、ランチタイム。
今日は、ガス欠の為、味噌汁とおにぎりです。
ゆったり、おっとり、時に親しめば…
洋からの、エ~ル。
"子曰わく、
君子の天下に於けるや、
適きも無く、莫しきも無し、
義にのみ之れ与に比しむ"、
とか。(論語・里仁第四)
すべてに、好悪を超え、ひとえに
"義しきもの"にこそ比(した)しめと、…。
寂かにお山が肯います。
さて、お腹も心も満足。帰りましょう。
月山に廻って、"夫婦岩"。
男岩、…
そして女岩。
いつも睦まじく、二重唱。
"冬の
うっすらとした気持に触われば
一途な安らかなちからが分るだろう"
(八木重吉)
無事の下山、
寒天の恵訓に
感謝、感謝。
Fin