今日(1/10)は、二ツ箭山へ。
はじめこそ、雲勢さかんでしたが、
テラスにのんびり待つと、雲光、陽光に恵まれ、
うららかなひと時を愉しむことが
許されました。
感謝。
水霊に礼し、御滝沢に客となります。
〆張場から急登、山脊に運歩し岩場へ。
"天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわる声。
唱和する雲の連連。
基部には月山からのエ~ル。
女岩を頂けば、陽精の・・・とはならず、雲勢旺。
響き渡るのは、雲の頌歌です。
男岩の英姿、大きなエ~ル。
洋の真率が沁みてきます。
岩場のテラスには、大勢のお客様。
上にはnakajimaさんの姿も。
譲坐のご厚情に与かり、いつもの"鍋焼き"タイムです。
みなさんが去り、独り。
雲勢ますますさかんでしたが、気長にしていると、
やっと、陽精の御出座し・・・。
陽光の恵みを満身に享け、まったり。
目をとじて、無念無想、至福のひと時です。
洋には貨物船、何を運んでいるのかな。
去って、春の海・・・
"うつくしいこころがある
恐れなきこころがある
とかす力である
そだつるふしぎである"
(八木重吉)
雲来り、肯います。
阿武隈の頌歌。
さて、存分に愉悦。
帰りましょう、沢コースへ。
修験台から、男岩。
そして女岩。
睦まじい、二重唱。
沢に降り起ち、水の精にご挨拶。
水の謙廉に合せられます。
夢のような、花のような、精霊の香。
水の、細き声。
・・・その独特の時間。
砕かれて、魂。
陽精のねぎらい、エ~ルに与りました。
無事の下山、
山路に注がれた恵心に
感謝。
Fin