あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/恵心 2016年1月10日


 
  今日(1/10)は、二ツ箭山へ。

  はじめこそ、雲勢さかんでしたが、
  テラスにのんびり待つと、雲光、陽光に恵まれ、
  うららかなひと時を愉しむことが
  許されました。
  感謝。



  水霊に礼し、御滝沢に客となります。
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  〆張場から急登、山脊に運歩し岩場へ。
  "天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわる声。
  唱和する雲の連連。
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  基部には月山からのエ~ル。 
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  女岩を頂けば、陽精の・・・とはならず、雲勢旺。
  響き渡るのは、雲の頌歌です。
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  男岩の英姿、大きなエ~ル。
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  洋の真率が沁みてきます。
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  岩場のテラスには、大勢のお客様。
  上にはnakajimaさんの姿も。
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  譲坐のご厚情に与かり、いつもの"鍋焼き"タイムです。
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  みなさんが去り、独り。
  雲勢ますますさかんでしたが、気長にしていると、
  やっと、陽精の御出座し・・・。


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  陽光の恵みを満身に享け、まったり。
  目をとじて、無念無想、至福のひと時です。



  洋には貨物船、何を運んでいるのかな。
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  去って、春の海・・・
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  "うつくしいこころがある

  恐れなきこころがある

  とかす力である

  そだつるふしぎである"

  (八木重吉




  雲来り、肯います。
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  阿武隈の頌歌。
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  さて、存分に愉悦。
  帰りましょう、沢コースへ。


  修験台から、男岩。
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  そして女岩。
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  睦まじい、二重唱。
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  沢に降り起ち、水の精にご挨拶。
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  水の謙廉に合せられます。
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  夢のような、花のような、精霊の香。
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  水の、細き声。
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  ・・・その独特の時間。
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  砕かれて、魂。
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  陽精のねぎらい、エ~ルに与りました。  
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  無事の下山、
  山路に注がれた恵心に
  感謝。



   Fin