あるく

~山の恵みの備忘録~

畏れる

 
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 "天命を畏れよ"、"天命に敬虔であれ"と、
 古人は言いました。
 先の大戦に析出された"不戦の誓い"、日本国憲法第9条は
 日本の"天命"であると、私は思っています。
 ある歴史家は、戦前を総括し、
 思想・信条の自由の最初の一片を売り渡す者は
 最後の一片をも売り渡す者であったと、
 記しました。
 いま、"安全保障関連法案"なるものが、
 戦車のカタピラの如く、ありとある"良識"を
 蹂躙しようとしています。
 後世の歴史家は、
 "不戦の誓い"の最初の一片を売り渡す者は、
 最後の一片をも売り渡す者であったと、
 記すことになるでしょう。
 私は懼れずにはおれません。
 
 お山も"然うだ"と肯いています。