清淑、ダイモンジソウ。
今日(8/30)は、磐梯山へ。
雨の日は磐梯山。――
と言うわけでもないのですが、
弱い雨は、キライではありません。
さいわい、風もなく、
雨花に励まされ、
しっとりお山と語らうことが
許されました。感謝。
初っ端からの雨を覚悟して来ましたが、
幸い、お山の心遣いか、"中休み"。
雨具は着けずに発てました。
川桁山塊は雨雲が跋扈。
ゲレンデを了えて"ハァ~"。
元気の良い若者に抜かれ、その気になって?ペ~スを崩し、
息を切らせてしまいました。(笑)
ちょっと反省、マイペース、マイペース。
一合目『天の庭』。
いよいよいポツリポツリで、傘。
いつもの場処で、一息。
傘といっしょに、singin' in the rain~。
『三合目』、天狗岩は雨に洗顔中。
雨に讃う、ダイモンジソウとウメバチソウ。
雨の滴に鼓吹され、見る者に慰撫を供します。
"花のようになれるものなら"…
初っ端からペ~スを乱され?疲れました。
雨足が息めと促します。
小屋にちょっと雨宿り、おにぎりでも。
小屋の中は結構な人だかり。
雨の日に登る"おバカ"は私ぐらいと思いきや。
若い方が、増えて来ました。
さて、"いざ山頂"。
意地の傘が出張ります。(笑)
"大"ちゃんからのたくさんのエ~ル。
磐梯山を頂いて"ホッ"。
やさしい雨にうたれます。
賑わいの声。
周観はままならず、おにぎり1個食べて、帰ります。
紅葉のはしり。
弘法清水でお土産、2リットル。
天狗岩を仰ぎ、その呼ばわる声に耳澄ませます。
"天へ、そして天から生きよ"。
"見えるもの"にではなく"見えないもの"にこそ、
目を注ごう…。
シラタマノキの丁重なるご挨拶。
その謙遜に胸打たれます。
雨の慈愛に輝る、草木。
登山道はちょっとした沢と化しました。
瑞々しい緑の回廊。雨声はコーラス。
いつもの場処に一息。
草木が讃う、小径。
こんな日は、やはり、長靴です。
小雨に煙る鏡沼。
雨に唄って、てくてく、てくてく。
ゲレンデを見下ろします。
ススキの群れに凱旋。
山路の締めに衷心のエ~ル。
"ありがとう"。
無事の下山
雨声の交響、雨花の慰撫に
感謝、感謝。
Fin