あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良山/恩慰 2015年7月19日


   今日(7/19)は、安達太良へ。

   変則8の字大周回?
   トライしようと意気ごみましたが、
   烈風に阻まれ、次の機会ということに。
   ”普通”に、登って下りて来ました。
   でも今日は、”フツウ”で良かった、――。



   予報は回復基調ですが。
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   勢至平から峰の辻へ。
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   既に結構な風。稜線は?
   矢筈森は見えず。
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   峰の辻着。稜線へ。
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   稜線は、烈風!
   心づもりとしては、鉄山避難小屋→湯の華採取場
   →船明神山→此処に戻って→安達太良山頂→五葉松、
   そしてゲレンデを下る、――
   でしたが、風に阻まれ前へ進めず、
   ”今日はやめておこう”。
   何やら多情?この程度のモチでした。
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   向きを、山頂へ。
   幽かなシルエット。
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   安達太良を頂いて、一息。
   牛の背を越えて、風はやや穏やか。
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   ゴンドラは稼働している様です。
   続々と来頂。
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   ガスで、いい顔に撮れました。(笑)   
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   山頂を後にします。
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   スキー場への路は”銀座通り”。
   次から次へと、圧倒されます。
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   いわき市からは小学生の集団登山。
   みんな元気一杯です。

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   学校登山、――。
   小さな魂が、おおきな自然に抱かれて、
   ハァハァゼェゼェ、あえぎ、
   体力のある子もない子も一緒になって、
   思い遣り、助け合い大汗をかき、
   持てる力を出し尽くして、山を頂き、
   天辺に快哉を叫ぶ、…
   ここから何も得られぬはずがない。
   理想を言えば、
   対象の学年、クラスを小分けにし、
   8~10人のパーティにして引率は二人ほど、
   ”A班、明日は天気が良いから登山だぞ”。
   授業もカリキュラムも差し置いて
   ”天気”を選ぶ、――。

   私の様に”病膏肓に入”った者は、
   どんな天気であれ、それこそ”天の気持”と押し戴いて、
   愉しむけれど、
   ”初めて”の子どもたちにはどうだろうか。
   今日などはまだ雨粒になってはいないものの、
   天候が悪化すれば、不快のみが記憶に残り、
   ”もう二度と山なんて!”となるだろう。
   やはり”初めて”の登山には、爽快感と達成感、
   このキラキラした輝きを残してあげたい。
   授業が、カリキュラムが何だというのか、
   最良、最上の”経験”を演出してあげられなくて  
   どんな教育があるというのか。
   ”登山”にはそれだけの価値があると、私は思う。
   何も犠牲にしないで、
   一石多鳥、二兎も三兎も追っていては
   何も成らない。
   ・・・・・・・
   とまぁ、ここまで言ってしまうと、
   無責任の極み。
   教育関係者の方々から、
   白目を向けられそうですね。(笑)
   ご容赦。
   
   
   ”がんばって”。
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   心和むシャクナゲのエ~ル。
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   薬師岳展望台に到着。
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   見下ろして、あだたら高原スキー場
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   雲がきれて、…
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   宙が慰労。
   お山はいろんな思いを聴いてくれました。
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   路傍の花々に、”キレイだよ”。
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   阿武隈の山々と言葉を交わしながら。
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   ゲレンデを下ります。
   ”下山すると晴れ”はなさそう。
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   花々のエ~ルとねぎらいが、
   うれしい。
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   無事の下山、
   お山の恩慰に
   感謝、感謝。



   Fin