あるく

~山の恵みの備忘録~

快志/飯豊山(その2) 2015年6月24日


   『快志/飯豊山(その1)』からの続きです。



   さぁ、御秘所。
   足掛かり手掛かりは随所にあり、
   見た目ほどあぶなくはありませんが、
   油断は大敵です。
   雲さんのギャラリーが増え、ちょっと心配。
   
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   路傍には花々の、"welcome"。
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   御秘所を越せば、雪の城壁。
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   咲き溢れる、ヒナウスユキソウ。
   胸を打つ、ひとすじの気持。   
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   雪の豊実が、心底を洗います。
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   辺りは一面のお花畑。
   一つひとつの花に頌あり、旋律あり。
   足がなかなか進みません。
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   いざ、御前坂、いやさ”試練坂”。
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   中程で、今日初めての”山人”。
   お願いして撮って戴きました。感謝。
   兵庫県は姫路のご夫婦。
   大日杉からの日帰り、朝三時半に発たれたとか。
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   了えて、飯豊本山小屋。
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   中に居られた青森の方にお願いして、パチリ。
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   飯豊山頂へ。
   雲さんたち、こんなに仰々しく迎えてくれなくてもいいのに。
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   花はチングルマ、躍如。   
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   飯豊を頂いて、一安心。
   貧しき土塊が、
   思いを尽くし、心を尽くし、力を尽くして、
   此処に起ちました。
   小さな一歩、一歩は、偉大です。
   感謝が溢れます。





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   雲さんたち、
   今日は飯豊に集って懇親会かな?
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   束の間、本山小屋方面。
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   大嵓尾根。
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   そして駒形山、御鏡の雪。
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   のんびりと昼餉を愉しみ、
   雲をながめがら、ボケ~っとしていると、
   弥平四朗からの日帰り、茨城の方が来頂。
   お願いして、本日三度目のショット。
   (出過ぎですね/笑)
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   宙が仕切ります。
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   陽精は、"Welcome home"。
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   "noblesse oblige",――
   ”高貴な身分には義務が伴なう”
   あるいは、
   ”身分の高い者は立派に振る舞う義務がある”。
   これは高い地位に伴なう
   道徳的・精神的義務を謂うのだけれど、…。
   何処にあるのか、ノーブレス・オブリージ


   為すべきは、
   ”戦争”の準備ではなく、
   ”平和”の備えではないのか。

   天はこの国の「政治」を慨いている。
   



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   飯豊よ、充溢の、よい時間を
   ありがとう。
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   そろそろおいとまです。
   雲の祈りは、
   "Grace be with you"。
   ”ありがとう”。
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   幽昧の本山小屋に、"See you, later"。
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   下りはすたこら、御前坂。
   雲が退きます。
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   ”カフェ御前坂”のテーブル形状石。
   ゆっくりコーヒーでも戴きたいところですが。
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   御秘所をロックオン。
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   御前坂に一礼。
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   光浴びる御鏡雪田。
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   固く圧せられた雪の厖大は、
   連繹、連延、極まって、巨きな意思となる…。
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   ”また来いよ”、の響に振り向けば、
   雲をはらって飯豊本山、”ありがとう”。
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   御秘所の岩場に勇みます。
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   『快志/飯豊山(その3)』に続く。