あるく

~山の恵みの備忘録~

安歩/高柴山(&二ツ箭山) 2015年6月14日


   今日(6/14)は、
   阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
   及び
   堂山王子緑地環境保全地域
   を見廻ります。

   が、これでは運動不足が否めないので?
   了えて午後、二ツ箭山へ。
   



 『高柴山』
   いつもの門沢登山口から。
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   降りみ降らずみで、小雨。
   傘をさして。
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   修繕中の見晴台。
   見る限り、
   前回(5/31)から進んではいない様です。
   でも、これだけ手を入れるとなると、
   造り直すより難儀でしょう。
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   山頂部にかかるとアヤメのレビュー。
   其処彼処で訪れる者の目を愉しませます。
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   山法師の大合唱が迎えてくれました。   
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   何やら賑やか、発動音。草刈機?
   牧野の地区の方々による下草刈りでした。
   ”ご苦労様です”。
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   のんびりこれからの、ヤマツツジ
   独立不羈の精神?
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   思いを尽くし、力を尽くして、
   悔いなし。
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   展望台に起って、阿武隈を呼吸します。
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   ひとすじの気持。
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   花は、ノーブル。
   どの一つにも、気品があります。

   最近、わが宰相の哀しい言葉が
   国会議事堂に響きました。
   曰く、
   ”早く質問しろよ”。
   
   戦前、「国家総動員法」が国会の委員会で審議された際、
   答弁をはぐらかす陸軍軍務局の佐藤賢了は、
   それに抗議する委員宮脇長吉に対し、
   ”黙れ!”
   とどなったという。
   「このころの軍部の傍若無人さを示す出来事」
   でした。(保坂正康『昭和史のかたち』)
   この倨傲、この品のなさ。

   内村鑑三は、かつて、
   ”神にさからいたればとて、
   その刑罰としてただちに病にかかり、貧にせまり、
   または社会の地位を失うものではない。
   いな、多くの場合においては、
   身の境遇の改善は神をすて去りし結果として来るものである。
   神にさからいし覿面(てきめん)の刑罰は、品性の堕落である。
   すなわち聖きことと高きこととが見えなくなって、
   卑しきこと低きことを追究するようになることである。
   しかしながらこれもっとも恐るべき刑罰であって、
   人にとってじつはこれよりも重い刑罰はないのである。
   そうしてこの刑罰のことに重いわけは、
   これを受けし者がその刑罰たるを解しえないことである”
   と書きました。

   国家総動員法は、
   先の大戦の悲惨さを証言しています。
   


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   阿武隈の山々も、”然うだ”と、
   肯いてくれました。
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   一帯に異状のあるなく、安堵。
   下ります。
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   花々のエ~ル、ねぎらいが嬉しい。
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   無事下山、感謝。







 『二ツ箭山』

   さて、いわき市は小川、二ツ箭山へ。
   御滝沢にご挨拶。
   ”ジャブジャブ、プクプク、ウェルカム”。
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   何とひょっこり、常連のM浦さん。
   今日は、”単独行”。
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   何だかハイペ~スで、岩場に直下。
   呼ばわる響に、耳澄ませます。
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   攀じり了えれば、男岩。
   ”天へ、そして天から生きよ”と。
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   緑の精彩、月山。
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   やはりテラスに人影なし。
   今日は火器不所持で、おにぎりタイム。
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   何だかせかせか来てしまい、
   どうせだから?とトレイルランへシフト。
   最近は、足を労わって、のろのろ歩き。
   大汗をかくことが、あまりありませんでしたが、
   今日は、大汗かくぞと。(笑)


   駆けて、ハァハァ、月山着。
   ”夫婦岩”も呆れています。
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   月山新道は駆け降りるのに最適?
   陽精が、”こけるなよ”と冷やかします。
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   無事の下山、
   大汗のせかせか安歩?に
   感謝、感謝。


   Fin