あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/清雪 2015年2月1日



   今日(2/1)は、
   阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
   および、
   堂山王子緑地環境保全地域
   を見廻ります。

   金曜日、阿武隈に雪がどっさり。
   ウキウキし過ぎか、
   カメラの電池を入れ忘れ、
   一旦家へ戻る破目に。(笑) 


   登山口手前200M程の分岐が除雪終了点。
   積雪は30cmぐらい、ツボ足でいいかな?
   とも思いましたが、
   直ぐに装着することになるだろうと、
   初っ端から、ワカンで。
         (*行程中は40cm~70cmぐらいでした.)
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   雪に祝された、門沢登山口。   

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   ご機嫌の?
   雪界行軍が始まります。
      
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   心洗う、雪の無垢。
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   ウサギくんかな?
   こんなトレ~ス残して歩きたいなぁ
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   陽精、燦々。
   渾身のエ~ル。
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   朗暢の宙sora。
   雲が、悠々と遊びます。
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   沐浴yuamiする、阿武隈
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   ああ、しかしこの同じ空の下、
   世界には『殺』が、『暴力』が跋扈している。

   「戦争というものは、
   宇宙を貫く意志に余りに反いた社会に下される
   審判なのです・・・・・
   それ故、戦争を不条理な災厄と考えてはなりません。
   それは、間違った考え方、間違った生き方が行き詰まって
   起こすものなのです」と、
   誰かが言っていた。
   欲望の増長が文明の核心である限り、
   戦争はなくならない。

   『論語』、顔淵第十二に、
   「季康子、政を孔子に問うて曰わく、
   ”如し、無道を殺して、以って有道を就さば、如何”。
   孔子対えて曰わく、
   ”子、政を為すに、焉んぞ殺すを用いん。
   子、善を欲して民善なり。君子の徳は風、小人の徳は草。
   草、之れに風を上うれば、必ず偃す”」とあり。
   吉川幸次郎はこの言葉に註して、
   「あまりにも唯心的であり、理想的であるごとくひびく。
   しかし、”子、政を為すに、焉んぞ殺すを用いん”、
   これは、永遠の真理である」と結んだ。
   ”政とは正なり”、
   正しさに、どうして生命を断つ、殺害をつかえようか!   
  

    


   あぶくまの山々はこぞって、”然うだ”と、
   肯いてくれた。
 
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   展望台に息らう、ひと時。
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   よい時間を、ありがとう。
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   見回ります。
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   宙soraからは、
   ”Grace be with you".
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   一帯に異状のあるなく、安堵。
   帰りましょう。
 
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   われながら、きれいなトレ~ス。(笑)
   毀すのはもったいないのですが・・・
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   樹々の合唱、その旋律の中を。
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   あれま、珍し、登山者が。
   長野から仕事でいわき市に在駐とか。
   ”Good luck to you".
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   さらに、もうお一方。郡山から。
   スノーシュウで颯爽と。
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   無事の下山、
   洗心の清雪に
   感謝。



   Fin