刹那の光彩、華やかな秋のフィナ~レ。
今日(11/30)は、二ツ箭山へ。
小雨混じりの生憎でしたが、
山路の結びに、束の間、
慈光を恵まれ、
この山の秋の艶麗、
その終幕、その渾身を
目の当たりにするを得ました。
感謝。
御滝には若者たちのパ~ティ、
順番待ちの盛況です。
最後尾には常連のY田さんとM浦さんの姿、
”お久しぶりです”。
今日の演目は?”ダブルアクセル”(山中/2回転)。
先んじて30M の鎖場へ、小雨に煙ります。
攀じって女岩。
男岩の呼ばわる声に、耳澄ませます。
テラスで菓子パンの半分をほお張り、
ダブルへと、沢を降ります。
震災が落としたこの大岩も、
苔に慕われ、すっかり渓に馴染みました。
登り返して、月山新道。
周回して来られたY田さん、M浦さんとスライド。
夫婦岩?はガスの中。
再びのテラスへ、常連のM藤さんとバッタリ。
”お元気そうで何よりです”。
鎖場に、若者たちの明るい悲鳴?(笑)が
響きます。
本日二度目のテラスでのんびり、
ラ~メンタイム。
居合わせたご夫婦とお喋りをしていると、
常連のhondaさんが登場。
ここへ来ると、必ずお会いします。
ついでに私も。
雲が時折切れて、挙動に不審あり。
修験台で”夫婦岩”が撮れればと、再び沢へ。
願いがきかれて、二ツ箭の勇姿。
水の時間に歩を合せます。
滝は水の声帯、岩に砕けて
意思を発します。
”耳のある者よ、聴け”。
もうじき結んで、御滝への降り。
率然と慈光、
光量の律動にきらめき出しました。
秋の詩劇、その渾身の終幕を頂戴。
囁いて、"Grace be with you"。
そして、水と落葉のねぎらい。
無事の下山、
お山の秋晩、
精一杯、ひたむきの光輝に
感謝、感謝。
Fin