雨雲を上げ、親昵のエ~ル。
今日(11/1)は、磐梯山へ。
朝から雨、雨の雨降り。
小降りとは言え、ちょっと変心、谷地平。
でもまた翻心、
磐梯山へ。(笑)
そぼ降る雨、晩秋の小径、
お山としっとり語らうひと時に
恵まれました。
感謝。
傘を友に、赤埴の山脊。
サクッサクッと、
落ち葉を踏みしめて。
沼の平、
いつもの場処で一息、パン一個。
この先の風に備え、雨具を装着。
すると、
赤埴のトラバ~スで追い越したみなさんが、
追い着いて来ました。
雨にめげません。
少し標高を上げると、”初”雪。
冬の戸口に起ちました。
”天”を生きる天狗岩。
倦まず弛まず呼ばわる、そのひとすじの気持ち。
弘法清水で一息、おにぎり一個。
山頂へ。
冬将軍先遣の兵が、側らに。
頂きに起ち、しばし雲裏に憩います。
雨中、たたずむ祠。
さて、下りましょう。
”初”雪の目送。
一瞬、明るくなって振り返れば、
お日様のエ~ル。
雪の尖兵たちが、静かに
冬将軍の御出座しを待ちます。
”天へ、そして天から”、
天狗岩に礼して。
雲が上がり始めました。
お山が貌をだしてくれました。
私の心など、御見透しです。
・・・・・
『かなしいのでもいい
よろこばしいのでもいい
こころは
うごいておれよ
なまなましく
かんがえておれよ』
(八木 重吉)
しばし息らい、
お山と語らうひと時。
私の想念を重ねて、雲情。
お山の想念を享けとめ、押し戴きます。
"The Grace be with you".
無事の下山、
篤き雲情、そのエ~ルに、
感謝、感謝。
Fin