『前篇』からの続きです。
天狗岩、
何という精神であることよ、
この岩は。
倦むことなく、
”天へ、そして天から生きよ”と
呼ばわる、呼ばわり続ける。
ソクラテスの様でもある、
凛よ。
さぁ、山頂へと、
喘ぎます。
ついでに、私。
先ほどの時間を謝して、櫛ヶ峰。
久しぶりにガスセット持参。
お湯を沸かして、ラ~メンタイムです。
さて、下り。
赤埴山が秋光に輝ります。
朗々の運歩、沼の平。
すると、前方から、
takahashiさんとkomatsuさん。
青天に笑みが溢れます。
沼の平、いつもの場処には、
9月に吾妻山をご一緒した吉田さんが。
今日はガイド、大阪からのお客様の案内です。
吉田さんご一行に先んじます。
鏡沼に”逆さ磐梯”を期待しましたが、
わずかにさざ波。
でも良い表情です。
寄らずにとも思いましたが、赤埴山。
折角です、寄ることに。
秋光、秋色が歓呼して、迎えてくれました。
ちょっとお澄ましして、磐梯山。
沼の平。
そして、櫛ヶ峰。
空を讃える鏡沼。
”また、来ますね”
"The Grace be with you"。
ここを降り了えれば、
山路の終了です。
無事の下山、
天恵の秋光、
そして愉しい出会いに
感謝、感謝。
Fin