あるく

~山の恵みの備忘録~

雨意/安達太良 2014年7月5日

 愉快な若者たちに出会いました。
 どうぞ、山に愛でられますように。
イメージ 1
 
 
 
 今日(7/5)は、安達太良へ。
 
 曇りの予報につられ、 
 久しぶりに、
 鉄山避難小屋でラーメンでもと。
 あだたら高原スキー場の駐車場に着けば、
 雨、雨、雨、遣らずの雨。
 一時間ほど待機で、待ちきれず…。
 
 
 
 
 烏川に挨拶をして、お山に入ります。
 傘を友に。
イメージ 2
 
 
 
 登山道は粘土質、
 「滑って転べ」と冷やかす雨。
イメージ 3
 
 
 
 『峰の辻』着。休まず進みます。 
イメージ 4
 
 
 
 山頂部、風は穏やか。
 こんな日もあるのですね。   
イメージ 5
 
 
 
 貸し切りの安達太良山頂。
 グショグショのザックを撮って上げました。 
イメージ 6
 
 
 
 山頂の岩場を降りると、
 途中、休憩を共にし、愉しく談じたみなさんも到着。
 記念のショットを賑やかにして下さいました。
 
 この頃、山で若い方を見かけることが多くなりました。
 業界は「山ガ~ル」のコピーで喧しい様です。
 私が自覚的に山に向かうようになって、もう三十年有余。
 その間、何とかブ~ムで、オジサンオバサンが躍りました。 
 此度は「山ガ~ル」がけん引しているそうな。
 サッカーをやる人間に「何でボールを蹴るの?」とは
 問いません。
 「山」という「遊び」にだけ、「何で?」が付きまといます。
 「山に登る」。
 百人いれば、百の人生、その理由は様々です。
 
 それは、日常からの脱出、冒険であるでしょう。
 それは自由な遊びであるでしょう。
 それは折れた心への癒しであるでしょう。
 それは自分らしさへの問いであるでしょう。
 ・・・・・・・
 山へと招かれた者に
 ”雲からも風からも透明な力が”うつるようにと
 願うのは、そして、
 道を間違えようとしているこの国で、
 真実の香りをたたえる存在になってほしいと
 願うのは、・・・・
 夢想に過ぎるでしょうか。
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
 さて、山頂を後にし、
 「鉄山避難小屋でラ~メン」の意地を徹します。(笑)
イメージ 8
 
 
 
 静寂の矢筈森。 
イメージ 9
 
 
 
 今日は発つのが遅れました。
 馬ノ背を小走りで。 
イメージ 25
 
 
 幽昧の鉄山、この先を巻きます。 
イメージ 10
 
 
 
 鉄山避難小屋着。お久しぶりです。 
イメージ 11
 
 
 早速、おさんどん。
 ありゃりゃ、ラ~メンの具を買い忘れてしまいました。
 おにぎりと素ラ~メンということに。 
イメージ 12
 
 
 
 お腹も満ち足り、小屋を発ちます。
 「また、来るね」。 
イメージ 13
 
 
 
 雨の滴が葉と戯れます。 
イメージ 14
 
 
 
 鉄山と語らいながら。 
イメージ 15
 
 
 
 花々には溢れんばかりの宝玉。 
イメージ 16
 
 
 
 誰もいない稜線を、雨に唄いながら。 
イメージ 17
 
 
 
 
イメージ 18
 
 
 
 花冠を彩る水の謙廉。 
イメージ 19
 
 
 
 矢筈森からのねぎらいとエ~ル。 
イメージ 20
 
 
 
 ひとすじの気持ちに応えて。 
イメージ 21
 
 
 
 滑らぬよう、
 抜き足、差し足、忍び足。 
イメージ 22
 
 
 
 烏川に無事の下山を告げて、
 山路の終了です。 
イメージ 23
 
 
 
 
 もっとスマ~トに歩きたかった…? 
イメージ 24
 
 
 無事の下山、
 雨の抒情、 
 愉快な出会いに
 感謝、感謝。
 

 Fin