あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊/懐恩(その1) 2014年5月4-5日

 恩慰、大日岳。      
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 今回(5/4-5)は、泊りで飯豊へ。
 
 言葉は心の結晶。
 振る舞いはその証し。
 
 飯豊の白なる清かを仰望したとき、
 この生命の山に遊ばせたまえと
 願いました。
 心を尽くし、思いを尽くし、精神を尽くし
 そして力を尽くしたいと。
 
 かなって、今年の初飯豊。
 幸いをかみしめながら。
 ~大日杉から。
 
 
 
 雪が解かれ、
 堅忍が芽吹きます。 
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 春を謳う山曲。 
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 飯豊の衷心が宙そらを画します。 
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 御田の大杉にご挨拶。
 エ~ルを頂戴。 
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 雪の締りが運歩を援けます。 
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 拓ける鍋越山。 
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 振り返って、一息。ああ、爽朗。 
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 屏風を成す五段山、牛ヶ岩山、地蔵山。
 春の息吹です。
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 直に滝切合、
 飯豊本山が親しく迎えてくれました。
 " Welcome home ! " 
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 拓ける切合への稜線。 
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 一息入れて、地蔵岳へ。
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 雪がたっぷりです。
 本山の優しい眼差しがいざないます。

(対稜の剣ヶ峰にヘリが飛来して、15分ほど?ホバリング遭難者を吊り上げている様子です。大事ありませんように。*下山後の報道によれば、5/3女性二人のパーティのうちの一人が剣ヶ峰で滑落してケガ、同日はビバ~ク、5/4の救助となった由。 
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 地蔵岳の頂きに起てば、丸森山が繋がります。 
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 そして西には、威風堂々、飯豊本山。
 (山頂側に赤いツエルトが一張り。アタック中でしょうか?)       
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 勇躍と切合への稜線に。 
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 お山と語らいながら、
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 愉しく稜線漫歩。    
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 下って来られた方と言葉を交わせば、
 何と昨年の11月17日に磐梯山頂でお会いした
 米沢の方でした。しばし、山談義。 
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 ついでに私も、お山とツ~ショット。 
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 お山の笑みがうれしい。 
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 はやく歩くなんてもったいない。 
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 ゆっくり、のんびりお山の懐へと。 
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 樹々の愛想に身が振るいます。    
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 『その2』に続く。