あるく

~山の恵みの備忘録~

雪擁/二ツ箭山  2013年2月23日

 
   おどる、みずのせい
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   今日(2/23)は、二ツ箭山へ。
 
   これほどの雪は、
   お山にとっても随分と
   久しいものだろうなぁ。
 
   ちゃんとちゃんとの冬仕様で
   臨みます。
  
   
   
 
   渓に入れば、水の歓呼の声。 
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   ただひくきへとくだります。
   なんの言いわけもない、議論もない。
   ひとすじの気持ちが、深く教える。 
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   陽の慈悲が、
   「雪」から「水」へ、「固」からの変容を
   うながします。 
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   まどろみに、まどろむひと時。 
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   渓に別れ山脊へ。
   山貌の雪に足を遊ばせます。 
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   天から、そして天へと、凛として
   磐が呼ばわります
   「真正面から毛ほどのすきもない捨て身である」(重吉)
   いいものを背負ってるなぁ・・・。 
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   木々と光を浴びて。 
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   30Mの鎖の詰まりには雪の塊。
   忙しい融雪の滴りが、攀じる者を「脅します」。(笑) 
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   基部へと上がれば、月山のねぎらい。 
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   女岩から男岩へと言葉をおくります。 
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   雪の衣を纏って月山。
   清らか。 
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   丁寧に登って?お腹はペコペコ、ラ~メンタイムです。
   テラスにはすでに常連Sさんの憩い。 
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   陽の光が、慈悲のごとくに降ります。 
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   月山山頂に人影ふたつ。
   Sさんが双眼鏡で覗けば、グリ~ンのジャケット。
   先に発たれたasanoさんとM野さんでしょう、きっと。
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   身も心も満ちて帰路に起てば、H田さん。
   「今日もトリプルがい?」との問いに、
   「いえ、いえ、今日は…」と、私。
   お山の元気がH田さんの元気、何よりです。 
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   天を射して、天を呼吸し、天に呼ばわる二つの矢竹。
   睦まじい姿に打たれます。 
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   凛として、宙に沐浴ゆあみ 
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   麓へと立ち戻れば、イヌフグリの迎候。
   登る時のクシャクシャ顔が、すっかりきりょうよし。 
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   無事の下山、
   雪のもてなし、
   二ツ箭の響に、
   感謝。 
 
 
 
 
   Fin