今日(12/8)は、二ツ箭山へ。
冬になると煌めくこのお山。
その磁力に身を任せます。
水の精が迎えます。
沢と分かれ、山脊へと喘げば、
なんとお久しぶりです。
常連のM馬さんの元気な姿。
600回ははるかに超えている二ツ箭への鼓動。
今日はどんな想いで・・・。
『ふるさとの山のなかに
うずくまったとき
さやかにも 私の悔いは
もえました
あまりにうつくしい それの ほのおに
しばし わたしは
こしかたの あやまちを
讃むるようなきもちになった』
(八木 重吉)
天へと呼ばわる女岩。
男岩が睦み、響じます。
岩場のテラスでは、常連のみなさんが和みます。
今日は〈変則8の字〉登行。
沢コ~スを一旦下り、〆張り場から月山新道へと突き上げ、
再び此処に戻ります。
テラスを後にすると、今度は常連のM野さんとバッタリ。
久しぶりの再会に四方山話。お元気で何よりでした。
沢へと修験台、其処には常連のjinboさんが。
またまたお久しぶりで、山談義。
飯豊への篤い想いが、ひしと伝わりました。
(逆光気味でお顔が暗くなってしまい、ゴメンナサイ)
修験台から、夫婦岩。睦まじいですね。
(”めおといわ”はここだけ、私だけの呼びかたです)
jinboさんと話に興じていると、今度はH田さんが。
これまた、お久しぶり、お元気そうで何よりです。
常連のみなさんと別れ、沢へ。
一滴の水の精が、エ~ルを発します。
光の慈愛にきらめく水の精。
苔が棲む震災のメモリアル。
月山へはもうじき。二つの矢竹が天へと睦みます。
『はじめに ひかりがありました
ひかりは 哀しかったのです
ひかりは
ありと あらゆるものを
つらぬいて ながれました
あらゆるものに 息を あたえました
にんげんのこころも
ひかりのなかに うまれました
いつまでも いつまでも
かなしかれと 祝福(いわわ)れながら』
(八木 重吉)
再びの岩場のテラスには、
ひかりの慈愛が溢れていました。
鍋焼きがイチバン。
至福のひと時です。
洋うみからは大きなエ~ル。
帰りは岩場を降ります。
女岩にいとまを告げて。
水の精と語らいながら。
ふりしぼる秋の交響。しばし聴き入ります。
御滝にいとま、山路を了えます。
無事の下山、
愉愉のひと時に
感謝。
(駐車場に戻ると、愛車にM野さんから野菜の置き土産。
遠慮なく頂戴します。謝々。)
Fin