あるく

~山の恵みの備忘録~

愉愉/二ツ箭山 2013年12月8日

 
   今日(12/8)は、二ツ箭山へ。
 
   冬になると煌めくこのお山。
   その磁力に身を任せます。
 
 
   
 
   水の精が迎えます。 
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    沢と分かれ、山脊へと喘げば、
   なんとお久しぶりです。
   常連のM馬さんの元気な姿。
   600回ははるかに超えている二ツ箭への鼓動。
   今日はどんな想いで・・・。
 
 
   『ふるさとの山のなかに
    うずくまったとき
    さやかにも 私の悔いは
    もえました
    あまりにうつくしい それの ほのおに
    しばし わたしは
    こしかたの あやまちを
     讃むるようなきもちになった』
    (八木 重吉)
 
 
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   天へと呼ばわる女岩。 
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    男岩が睦み、響じます。
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    岩場のテラスでは、常連のみなさんが和みます。 
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   今日は〈変則8の字〉登行。
   沢コ~スを一旦下り、〆張り場から月山新道へと突き上げ、
   再び此処に戻ります。
   テラスを後にすると、今度は常連のM野さんとバッタリ。
   久しぶりの再会に四方山話。お元気で何よりでした。
    
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    沢へと修験台、其処には常連のjinboさんが。
   またまたお久しぶりで、山談義。
   飯豊への篤い想いが、ひしと伝わりました。
   (逆光気味でお顔が暗くなってしまい、ゴメンナサイ)
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   修験台から、夫婦岩。睦まじいですね。
   (”めおといわ”はここだけ、私だけの呼びかたです) 
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   jinboさんと話に興じていると、今度はH田さんが。
   これまた、お久しぶり、お元気そうで何よりです。 
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    常連のみなさんと別れ、沢へ。
   一滴の水の精が、エ~ルを発します。 
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    光の慈愛にきらめく水の精。 
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    苔が棲む震災のメモリアル。 
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    月山へはもうじき。二つの矢竹が天へと睦みます。
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   『はじめに ひかりがありました
    ひかりは 哀しかったのです
    
    ひかりは
    ありと あらゆるものを
    つらぬいて ながれました
    あらゆるものに 息を あたえました
    にんげんのこころも
    ひかりのなかに うまれました
    いつまでも いつまでも
    かなしかれと 祝福(いわわ)れながら』
    (八木 重吉)
 
   
 
   再びの岩場のテラスには、
   ひかりの慈愛が溢れていました。
 
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    鍋焼きがイチバン。
   至福のひと時です。 
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   洋うみからは大きなエ~ル。 
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   帰りは岩場を降ります。
   女岩にいとまを告げて。 
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    水の精と語らいながら。 
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   ふりしぼる秋の交響。しばし聴き入ります。 
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   御滝にいとま、山路を了えます。
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   無事の下山、
   愉愉のひと時に
   感謝。
 
 
 
 
 
     (駐車場に戻ると、愛車にM野さんから野菜の置き土産。
      遠慮なく頂戴します。謝々。) 
 
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   Fin