あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/冬歩 2013年11月24日

   風雪を制して、天狗岩。
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   今日(11/24)は、磐梯山へ。
   
   先の週の様な小春日和を期待した
   わけでもないのですが、・・・。
 
   前回から一転、
   お山は確りと冬への歩を固め、
   初々しい吹雪で
   迎えてくれました。
 
 
 
 
 
   予報はまぁまぁなのですが・・・ゲレンデ中盤からミゾレ。
   防風だけのヘタレの雨具を叩き、冷たく滲み入ります。
   不安が過りますが、湖うみに背中を押されて。
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   赤埴の山脊にはたっぷりの雪。
   霙は結晶に生り、吹雪の様相を呈してきました。
   どんな天気もお山の恵み、お享けしましょう。 
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   風雪を堪え、黙々と雪道にザクザクすれば、弘法清水。
   昨日訪れた人たちが雪を除けててくれたようで、
   恵みの水を押し戴きます。
    
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   覚悟はしていましたが、
   弘法清水~山頂間はこの通り。
   これから暫くの間、降雪で埋め尽くされるまで、
   いちばん難儀な時期となります。 
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   ときおり明るむ山頂部。       
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   樹氷の迎門。
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   磐梯山頂に到着。
   私が本日のファ~ストサミッタ~。(笑)
   まずはピ~ス。
   雲の流れは薄いのですが、
   お日さまの御出座しとまではいきません。 
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   私に続いてお二人。
   米沢、そしてはるばる小田原から。 
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   風もあり、ラ~メンタイムの気分にはイマイチ、下ります。
   私とほぼ一緒にスキ~場を発った方が、少し遅れて山頂へ。 
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   只管低姿勢、お辞儀と前屈みで樹氷のヤブをかわします。
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   沼の平へと下りかけましたが、ふとインスピレ~ション。
   登り返して、櫛が峰への鞍部に。風と雲が跳梁します。 
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   天狗岩の響こえに風と雲が順います。 
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   辺りを制して、凛。 
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   ”凛”とは、
   弱さであるのでしょう、きっと。
 
   「まことに
      弱いということは
    ある意味で罪悪である
    ”死”を背中にしょってやってみるのだ
    一かバチか捨身でゆくのだ
    自分を全部投げ出してしまえば
    そこではじめて強いも弱いもなくなる
    その全部というのが難しい
    いこじでも自棄でもない
    真正面から毛ほどのすきもない捨身である」
    (八木 重吉)
 
   天から、天へと、捨身です。
 
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   櫛が峰にも陽が注がれました。 
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   大きなエ~ルが届きます。 
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   そろそろおいとましましょう。see you, later. 
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   ようやく、お山に慈悲燦々。 
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   晴れやか。    
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   通う心、交わす親昵。 
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   風が勁過ぎたので櫛が峰は遠慮しました。赤埴山で、
   お山へ、そしてお山からエ~ル。 
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   気持ち良さそうだなぁ。
   もう一回、登りましょうか?(笑)
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   終り良ければ、すべて善し。 
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   お山が笑んで宙そらに沐浴ゆあみしています。 
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   無事の下山、
   冬のもてなし、そして
   心に滲み入る天狗岩の凛に
   感謝、感謝、感謝。 
 
 
 
 
   Fin