あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良/湯川渓谷逍遥 2013年10月20日

 
   『相恋ノ滝』。
イメージ 1
 
    
 
   今日(10/20)は、安達太良へ。
 
   そぼ降る雨の中、湯川渓谷に逍遥。
   山頂は念頭に消え、ひととき、
   みずのおと、水の響こえに耳澄ましながら、
   秋色に浸ることが許されました。
   感謝。
         
 
  
   塩沢口の駐車場に車は1台。
   寂しい限りですが、
   たった一人の渓谷遊歩。
   贅沢な時間になりそうです。
 
   雨でぐちょぐちょの登山道、
   長靴で来た幸いをかみしめながら、
   傘を手に、のっしのっし。
 
イメージ 11
 
 
 
 
   屏風岩に着いて、相恋ノ滝。
 
イメージ 20
 
             
 
 
   『水のおとが きこえる
   水の音のあたりに胸をひたしてゆくと
   ながされてゆくと
   うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる 』
 
   (八木 重吉)
 
  
      
   周りの色づきにイマイチ感が否めませんが、流石です。
   滝の脈動が、凛として秋を醸します。    
イメージ 22
 
 
 
 
        
   「そ・う・れ・ん・の・た・き」、
   多分、「相恋」は当て字だと思うのですが、
   洒落てますね。
   浪漫の響きがあります。
   水と岩とが相恋して麗しい滝に生る・・・。
 
イメージ 23
 
 
 
 
   この辺り、紅葉はまだはしり、秋の宴の準備中です。
         
イメージ 24
 
 
 
 
   高巻いた径を下げ進むと、今度は八幡滝。
   沢を合わせます。
 
イメージ 25
 
 
 
 
   水が秋の調べを奏でます。
 
イメージ 26
 
 
 
   あふれ出る湯川の衷情。
 
イメージ 2
 
 
 
 
   次から次へと滝にお目見え。
   一体いくつあるのでしょうか。
   水が跳ね、渓が躍動します。
 
イメージ 3
 
 
 
   水の精と語らいながら。
 
イメージ 4
 
 
 
 
   右に左に渓を渉り了えれば・・・ 
 
イメージ 5
 
 
 
 
   渓を離れ、勢至平からの路を合わせます。
 
イメージ 6
 
 
 
 
   鉄山の紅葉に起ちました。
   色のことであれこれ詮索は止しましょう。
 
イメージ 7
 
 
 
   今、この時の、この色相が、完て。
 
イメージ 8
 
 
 
   安達太良のもてなしに心が温もります。
 
イメージ 9
 
 
 
   雨の日、小屋はじつに有難い。
   くろがね小屋で、おにぎりタイム。
 
イメージ 10
 
 
 
   おにぎりを食べ了え、外の様子を伺っていると、
   何とリョウくんとシミケンさんがやって来ました。
   飯豊/朝日の保全ではもう重鎮の風格?貫禄さえ
   漂わせています。
   リョウくんとは梶川での荷上げで会っていますが、
   シミケンさんとは随分と久し振り。二人は安達太良
   の常連さんでもあります。
 
イメージ 27
 
 
 
   もう一人の常連の方にも入って頂きました。
 
イメージ 12
 
 
         
   たまには?どアップで、リョウくん。
   照れ屋ですね~。(笑)
 
イメージ 13
 
 
   そして、シミケンさん。
   正月の飯豊行。
   リョウくん、シミケンさん、だいちゃんとくれば、
   もう最強ですね。  
イメージ 14
 
 
 
 
   ゆっくりと息ませて戴きました。感謝。
   くろがね小屋にいとまを告げ、往路を復します。
 
イメージ 15
 
 
 
   鉄山のエ~ル、柔らかな眼差し。
 
イメージ 16
 
 
 
   あとは、みずの律動に包まれ・・・
 
イメージ 17
 
 
 
   水の時間を愉しみながらの歩運です。
 
イメージ 18
 
 
 
   相恋ノ滝がちょっとモリモリ?(笑)
   雨粒をあつめ、壮容をましてきています。
 
イメージ 19
 
 
 
 
 
   小雨に煙る径を心清ませられて、帰ります
 
イメージ 21
 
 
   事無きの歩運、
   秋雨秋興の逍遥に
   感謝、感謝。
 
 
 
   Fin