『その1』からの続きです。
此処まで来ると、北股岳がピ~クをもたげます。
稜線に起てば、烏帽子山からのねぎらいの響こえ。
大日岳。濃やかな情、親昵なるエ~ル。
北股の頭カッチたるの自負。
一番手の方が北股をピストンして戻って来られました。
何と郡山の kobayashi さんではないですか!
お久し振りです。
でも、ゴメンナサイ~!
毎週石転びに通っておられるという彼に嫉妬してか?(笑)
シャッタ~の押しが弱く、こんな姿に。
でも前回は良く撮れてたと思うので、
どうぞお赦しください。
kobayashi さんにお願いした私のショットは
バッチリでした。
こちらは新潟のOさん。
EVA父さんとは山スキーでライバルですかな?
ドロップポイントは何処に。
十文字鞍部にはハクサンイチゲが繚乱。
こんなにもうつくしく、ひかるのはなぜ・・・・・
ただひとすじの気持。
『 むなしいことばをいうな
もしそうしていたがために
おまえの肺がよわるというなら
さざん花のしろい花にむかってうたっておりなさい
おまえのにくたいとおまえのことばを
すべてうつくしいひとつのながれとしなさい
もしもひくいすがたのじぶんになっておるなら
たえがたくともだまっていなさい
みずからがひかるまで まっていなさい 』
(八木 重吉)
今回、許されるものなら、
梅花皮岳から北股岳のショットが撮れたらなぁと
願っておりましたが、何と嬉しいことに、
一番心配していた天気に恵まれ、加えて、
時間的にも体力的にも余裕があり、
その願いを叶えることが出来ました。
北股岳、威風堂々。
雄偉であるけれども、どこかあどけない、不思議。
イチゲの彩りを副えて。
「帰る時間だぞい」と、稜線にガスの襲来。
予定通り、丸森尾根へ。
北股への登り始めから梅花皮岳。
北股岳中腹から、石転び沢。
梅花皮小屋直下。
北股岳三角点と奥に梅花皮岳。
北股の山頂もイチゲに彩られて。
山頂から、石転び沢出合を望みます。
小屋前でご一緒したスキーのお二人。
どうやら北股沢にロックオン。
まだ雪は主役の座を譲っていません。
こんにちは。元気ですかぁ~。
空に雲がワルツを奏でると、・・・
稜線上では、華やかに、
イチゲが円舞。
みんなといっしょに。
門内沢を右に眺めながらの稜線漫歩。
此処はイチゲの王国。愛と正義が貫かれている。
一人ひとりの礼待、その品格。
雲がはらわれ、二の峰がご挨拶。
北股岳はまだ雲と応接中です。
律儀に一の峰も貌かおを出して、二つ峰揃い踏み。
しっかとエ~ルを頂戴。
イチゲも二つ峰に唱和します。
ありがとう。
イチゲに導かれて、門内岳はもう、目の前。