大日岳がそっと雲を上げて見送ってくれました。
今日(11/4)は飯豊へ、日帰りで。
~と言っても切合小屋まで。
あちらこちらから初冠雪の便り。
新雪を纏った飯豊に見まみえたく願い、川入から。
山頂を踏みたいのなら、未明の出だしでしょうが、
意気はいまひとつ。
草履塚で初冬のお山の貌かおを拝めればと・・・。
上れば、雪のさまは読みを越え、
無事に三国岳まで行ければ「御の字」かなと
気も萎えましたが、
先行のトレ~スにも援けられ、
時間/体力にさしたる消耗もなく、切合小屋へ。
往きも帰りも、ハラハラ、ドキドキの行程でしたが、
新雪と戯れ、お山からはおおきな大きなエ~ルを頂戴、
護られて、無事下山することが許されました。
感謝です。
(御沢発06:26~08:12横峰~09:40三国小屋~11:08切合小屋発11:38~12:59三国小屋13;12~14:16横峰~15:10御沢着)
*6時頃に発てればと駐車場に着いたものの、
小雨のお出迎え。先着の車は2台。
御一人は茸採り、
もうお一人は本山を目指しておられるとのこと。
予報は悪くないので、お二方とお喋りしながら様子見です。
暫くすると雨粒もまばら、薄っすらと青空も見えて来ました。
お二人は待ってましたとばかりに・・・。私は、ゆっくりと。
御沢から、雨上がりの長坂に客となります。
季節の階梯を上へ。秋思。
うっすらと冬の気配。
冬の初め。
一仕事終えた雲が流れます。(横峰)
お久し振りです、三国岳。
冬衣が凛々しい。
冬への、覚悟。
新雪の感触が嬉しい径こみち。でも剣ヶ峰、大丈夫かな?
七森の岩肌、雪化粧。
季節は層を成して。
ハラハラ、ヒヤヒヤ、剣ヶ峰。
確り危ない季節に入ってます。
この壁におびただしい雪が吹きつけられる冬が、
足元に。
ここからが正念場。
滑って転んだらアウト、緊迫のステップ。
ふ~、三国岳避難小屋。一気に緊張が解けます。
此処で御沢から先行された方に追い着き、暫し休憩。
トレッキングシュウズにスパッツ無しの彼、ここでリタイア。
下山の判断、賢明です。
三国岳からの稜線には真新しいトレ~ス。
有難く頂戴して先を目差すことに。
トレ~スは三名分、山靴にスパイク長靴かな?
ラクをさせて戴き、ただただ感謝。
トレ~スがあるとは言え、雪の飯豊。
緊張のステップが続きます。
精悍、牛首山。
疣岩山。
種蒔山、そして飯豊本山。
福島、山形側は恭敬の雲。
なれど西方は・・・。
雲のことは雲に任せ、
一歩一歩慎重に辿れば・・・
そこには・・・
朗暢・・・
礼容の・・・
お山が、堂堂。