あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊連峰合同保全作業(その2) 2012年9月22日

 
 
 
 『その1』からの続きです。
 
 
 
 種子の採取は30分程で終了。
 この余裕、大収穫かな?
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 班ごとに作業の現場が示されます。
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 みんな別れて、それぞれの現場に向かいます。
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 一、二班は合同で最上部。
 一斑の井上班長は統括リーダーのため別働、
 代わって、二班の清水班長がオリエンテ~ション。
 みなさん聞き入ります。
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 水が勢いよく下部へと流れてしまわぬよう
 水道みずみちによって流れを草叢へと導いているのですが、
 一緒に土砂が流れ込んで叢が侵食されてしまう惧れが
 あります。
 そこで椰子の繊維を詰め込んだ椰子の土嚢を、
 やや堰きとめる形に配置して、
 土砂を濾すフィルターにします
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 こんな感じかな。 
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 こちらはネットに小石や繊維を詰め込んで簀巻きにし、
 水道の堤に。
 土砂を堆積させるために様々な知恵を総動員です。
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 照れ屋のレンジャ~、Hさん。
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 作業を見守るお山。 
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 お山からも雲からも、
 保全という振る舞いに、優しい視線が注がれます。   
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 様々にイマジンする井上さん。
 あれはこうだから、これはあ~しないと・・・。 
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 勾配が増す所はエネルギ~の合戦場。
 修復の難所です。 
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 何とか歩行路を固定させたい・・・
 歩く人の心理を読んで足を置きたくなるような石の配置をと、
 力が入ります。 
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 これでどうだべ。
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 あれこれ試行錯誤。 
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 きめ細かな配慮も。 
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 マイスタ~清水の厳しい目が光ります。 
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 ここにもネットに小石や詰め物をした簀巻きを。 
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 改良に改良を加えます。 
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 以前貼った旧い緑化ネットが土壌と一体化してきています。
 登山者が知らずに踏み込めば、発芽が阻害されてしまいます。
 一体化してきたことの副次効果で
 土砂の動きが抑えられていますから、
 この上に更に新しいネットを貼って重畳させれば、
 より植生の復元が期待されます。
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 ん~、もう一枚持って来て~。 
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 難工事が続きます。 
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 ふと見渡せば、花園。赤、青、黄、白、・・・
 登山道に色とりどりの保全の花が咲き溢れます。
 ひとり一人、精一杯の純情。ひとすじの気持ち。
 お山が嘉しています。 
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 マイスタ~清水も加勢します。 
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 それぞれの作業も終盤を迎えました。
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 余裕のお三人さんをパチリ。
 だいちゃんと亀山さん、
 一緒のショットは初めてですか?
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 私も亀山さんと初めてのツ~ショット。
 光栄です。
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 下の現場での作業を了えて竹爺さんが
 上がって来ました。
 いつもながら笑顔が素敵です。
 (竹爺さんのブログ『それゆけとーちゃん』
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 雲興の嘉宴。 
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 飯豊保全隊、梶川尾根に揃い踏みです。(HZUさん提供)