薄っすらと朝日の連嶺がお出迎え。
今日(5/21)は蔵王。
月曜が休日ということで、お誘いに甘え、
猪苗代の吉田さんの蔵王行に便乗させて戴きました。
金環日食の誘惑に負けてしまった御方はほっておき? (笑)
福島市のSさんを交え、最強の布陣で臨みます。
車でほとんどの標高を稼いでしまうとは言え、
初めてのお山は、やはり、何やら緊張です。
山頂直下まで延びる有料道路にリフト、ロープウェイ~。
過剰と言える『文明』の波に、ちょっと呆然。
山頂には小さな石の祠のひとつあればいい、・・・
なんて思うのは私だけかな?
でも、お山はお山、泰然として。
穏やかな風を浴びて悠々と、
稜線を闊歩することが許されました。
感謝です。
今日は刈田岳の山頂を踏み、
刈田岳直下の駐車場に戻ります。
出発すると直ぐに目に飛び込んで来た「御釜」。
色岳に抱かれる姿は、吾
「御釜」と言葉を交わしながらの稜線漫歩。
少し歩いて熊野岳に到着。
蔵王連峰の主峰です。風はおっとり。
次に中ほど左のピーク、地蔵山を目指します。
さすがにウィ~クデイ、行き交う人は疎らです。
やっと出会った方にお願いしてパチリ。
Sさん、吉田さん、私。後ろは熊野岳。
のんびりゆっくり地蔵岳。天気に恵まれました。
地蔵山から蔵王ロ~プウェイ山頂駅を目差して下ります。
この辺り一帯があの有名な樹氷群を現出させる場処だそうな。
三宝荒神山へと分け入って、地蔵山を振り返ります。
樹氷の群れ、いつか見てみたいものですね。
三宝荒神山でランチタイム。ご馳走様でした。
感謝。
いよいよ戻ります。
往路を少し隔てて巻きながら。雪の感触が心地よく。
~~ツガザクラでしたか。花の名前に弱い私です。
地蔵山を過ぎると熊野岳が誘います。
愉快な雪形。
道標や石畳がこのお山の歴史を物語ります。
熊野岳の頂稜に起てば、
五色岳、刈田岳そして南蔵王が開けます。
何とも剛健そのもの、熊野岳避難小屋。