今日(4/1)は二ツ箭山へ。
梅の花が迎えてくれました。
花は大地の心。
春です。
『 目がさめたように
梅にも梅自身の気持ちがわかって来て
そう思っているうちに(も) 花が咲いたのだろう
そして
寒い朝霜ができるように
梅自らの気持がそのまま香(い)にもなるのだろう 』
(八木重吉の詩から)
朝から用事が立て込み、一時はお山を諦めかけましたが、
やはり休日はお山。習慣は大切にしなければ・・・。
11:30 を回ってしまいましたが、出発進行。
沢に入ればやさしい瀬音。清んだ水は、心を澄まします。
水、ひとすじの気持。
その妙なる変化。
ただ低きを目差す謙遜。
水の精が躍る、・・・滝。その祝祭。
沢で心洗われ、次は山脊、急登に喘ぎます。
左手の親指も大分恢復、今日は鎖場を。
女岩(女体山)を見上げ、一息、二息。
もうちょっとで基部。
基部に上がって、月山。洋(うみ)を見渡します。
この上の岩場は大事をとって避け、西側を巻きます。
寒いのは全身オ~ル木綿のせいかと思っていたら、
霜柱。気温は上がっていない。
女岩に上がって、男岩。 男前?ですね。
たどり着いたテラスには人の気配なし。
常連のみなさんは既に下山の途。
今日は帰りの3時に途中のO町に人を迎えねばなりま
せん。おにぎり2個をパクついてそそくさと下ります。
男岩の直下を足下に気をつけながら。
男岩(男体山)の岩壁。左に垂れている鎖、ロ~プを頼りに
攀じ登りますが、良い足がかりがあまりなく、腕力が必要。
初めてのときは鎖、ロ~プがなかった~!!!
急降下、慎重に。
途中、常連の H 田さんとバッタリ~。
大きな被害を蒙られた H 田さん。山へ、
そして山から。お山のエ~ルを胸に。
瀬音と語らいながら・・・。
水の精、そのエ~ルを享けて。
登山口の駐車場に戻ると下山を了えられたばかりの asano さん、
Y 田さん、M 浦さんが寛いでおられました。すかさずパチリ。
お話しでは猪苗代の吉田さん達のグル~プとテラスでご一緒した
由。asano さんとお喋りしながら待っていると・・・
吉田さんや磐梯吾妻ホットラインクラブのみなさんが戻って来られました。
お久し振りです。私も入って記念に一枚、asano さんに撮って頂きました。
バタバタと急ぎ足でしたが、サプライズあり、
春の息吹に触れ、お山の恵みにとっぷり浸かって、
山行を了えることが出来ました。
感謝です。
Fin