あるく

~山の恵みの備忘録~

定恋の憩い/二ツ箭山  2012年2月26日

 
  今日(2/26)ものんびり二箭山。
 
  なかなかの降雪となった昨日は、
  只管「ユギハギ」に燃えてしまって、お疲れさん。
  浜はいわきの予報に晴れマ~クがずらりと並べば、
  つい其方へとハンドルを切ってしまう軟弱な私。
 
  いつもの岩場テラスに辿り付けば、
  予報の晴れマ~クにはモノの見事に裏切られ、
  どんより曇り空でしたが、
  予想を裏切らないのが常連のみなさん。
  これはスゴイ事です。
 
  余程の環境に恵まれた人でない限り、
  「日常」は手枷・足枷となり、足が向く山は限られ、
  無理のない距離、時間、達成感、そして四季の彩と、
  ・・・ベクトルが重畳/収斂されれば其処に通うことになる。
  この山と一生、足が許す限り、付き合せてもらいたい、
  そうなるんだろうなぁ~・・・
  通奏低音の如き響きこそ、
  常連の、また定恋の心なのだろう。
  これ見よがしなアルピニズムを遙かに凌駕する
  大切なものが其処にはあると、私には思えてなりません。
 
  定恋(じょうれん)の山は幸いなるかな。
              
 
 
 
  御滝には水の滴り。再興?
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  気温が上がり、
  酸素と水素の零下の形相も姿を消し始めました。 
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  水は哲。その低きを目差すや謙にして譲。 
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  男岩/女岩、二ツ箭に見えて。 
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  長靴の選択をミス。悔いながらの岩場の喘ぎです。  
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  今日は此処をちょっと遠慮させて頂き、
  左側を回り込んでの登高としましょう。 
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  月山の優しい眼差し。 
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  洋(うみ)からは歓迎の響(こえ)。 
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  いつものテラスにはいつもの方々、憩いのひと時。 
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  久し振りの登場、お許しあれ。
  のほほんと語らいに上機嫌な私。 
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  ちょっと具に寂しさが漂いますが・・・。
  でも、暖かいのがイチバンのゴチソウです。 
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  予報など「我関せず」で、雲が陽を遮ります。 
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  いわき市は平の市街の向こうには塩屋崎の灯台 
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  今日は揃って月山を経ての周回です。
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  月山の祠の前から、
  先ほどまで居た男岩/女岩、二つの矢竹。
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  いよいよ岩ゴツゴツの急坂を下降します。 
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  慎重に足を置くポイントを見定めて。 
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  愉快に足が進みます。 
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  樹間からは二ツ箭のエ~ルに溢れた眼差し・・・。
  「また、来な」と、響(こえ)が届きます。 
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  無事の下山、感謝です。 
 
 
 
 
 
 
  Fin