あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山(&堂山王子) 2011年9月4日

 蛍草のお出迎えです。
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 今日(9/4)は、
 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、
 及び、
 堂山王子緑地環境保全地域
 を見回ります。(巡視)
 
 坂上田村麻呂源義家伝説が残るこの山も、
 山頂部を彩るヤマツツジの盛期を外せば訪れる人も疎ら、
 ・・・静かな佇まいに、気も安らぎます。
 
 遠く台風の煽り、その残り火か、天気が安定しません。
 様子を見ながら、家を出るのを遅らせましたが、
 ために、反って、山頂で雨に遭うことに。
 
 でも、しっとりと、
 この山の閑寂を堪能出来ました。
 感謝です。
 
 
 
 
 『高柴山門沢登山口』(田村市船引町)。
 
 「七郷(ななごう)青年団」の年季の入った標識。
 ・・・なにかしら、親近の情が。
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 案内板。イラストの笑顔がいいですね。 
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 どうしても日向はこうなります。
 (登山口からちょっとの区間だけですが・・・) 
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 いつもの「元気の樹」。一応?元気な様子です。 
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 趣はあるのですが、この沢水、登山道とクロスしており、
 飲用としては推奨されません。 
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 しっとりと、湿潤の樹間を巡ります。 
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 山頂部の一端からは、どんよりな中、
 片曽根山、移ガ岳、日山が。 
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 山頂部にある避難小屋。少し傷みはありますが。 
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 いつ降り出すかと心配していましたが、
 ついに本降りの雨の到来です。
 山頂展望台の下に雨宿り。
 古ぼけた標識には味わいがあります。
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 雨宿りのお相手は花・・・。 
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 この山のもてなしの心が・・・ 
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 “待ち”を慰めます。 
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 雨音が弱まってきたので、展望台の上へ。
 何も見えません。 
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 もう一箇所、点検です。次へ。 
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 マツムシソウが咲いていました。
 形状といい、高山にあるものと遜色ありません。
 「タカネ~」と呼んでいいのかな? 
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 可愛らしい鈴の音が聞えてきそうです。 
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 こころなし、明るくなってきたような気もしますが、
 まだシトシト。そろそろ山頂を後にします。 
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 ぽたぽたと滴の落ちる中、下山です。 
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 樹幹も潤い、黒光り。いつもより精悍な面持ちです。 
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 雨の滴と遊んで。 
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 愛車が見えて来ました。無事、下山終了です。感謝。 
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 『堂山王子神社』(田村市船引町)。
 
     
 次は、車で数分の所に在る堂山王子神社に。
 この神社は国指定の重要文化財で、
 門沢総鎮守としての歴史と縁起をもち、
 周りの良好な自然環境と併せ、
 保全地域として指定されています。 
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 ゆっくり、時間の階段を・・・。 
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 何も変わった事は、ありません。 
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 また時間の階段を下りて・・・。 
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 変わらないことの大切さ、しみじみと。 

 Fin