あるく

~山の恵みの備忘録~

二岐山/恭和 2022年10月9日

今日(10/9)は、二岐山へ。(1,544M)

早朝から地区の一斉清掃で、下草刈り。

朝餉を終えて、08:00。さてさて、何所へ行くにせよ、中途半端な時間です。

おまけに、「午前中/晴れ」だった予報が、一転して、「曇り」に

ふと、前から気になってた「二岐山」ってどんな山かなぁ?~

登山口まで時間がどのぐらいかかるのか、それさえ見当もつきませんが、

たまには、そんな、行き当たりばったりもいいんじゃないかな?(笑)

初め、南会津は結構通いましたが、この山から那須エリアは未体験ゾーン。

愉しみますか、未知の山。

 

(移ヶ岳から望む、二岐山。)

 

 

慌てて車に乗ってしまい、ナビもないのに、道路地図を忘れてしまう始末、

「国道118号~須賀川~羽鳥湖~二岐温泉」の記憶だけで、ひた走りました。

走行距離85km、何だかんだで、ほぼ2時間を要してしまいましたが、

無事、天栄村なる湯本、二岐温泉は御鍋神社前の駐車場に到着。

身繕いし、徒歩5分の二岐山登山口へ。

お馴染みの?「クマに注意!」。直ぐ側には『生物遺伝資源保存林』

「いざ」。

 

 

坂にはネーミング。

 

 

苔むした岩は、この森の語り部

 

 

アスナロの木が多いのですね。

 

 

開けて青空~とはいきません。(笑)

 

 

『ブナ平』。

だいぶ前に大規模な伐採があったそうで、ブナは疎ら。

「ブナ原生林を守れ!」との反対運動により伐採は中止されました。

ここは、尾瀬と共に福島県自然保護運動の原点とも言われています。

 

 

摩訶不思議なタイヤ。軽のじゃなく、大型車のものです。

ブナ伐採時の名残り?あっ、そうか、この道は作業林道だったんですね。

~いずれにせよ、シンボリックな異物です。

 

 

しばらく、勾配から解放されて進むと・・・

 

 

『男岳坂』。山頂まで、あと450m。

 

 

ハァハァゼェゼェ?

 

 

ふ~、二岐山を頂きました。辺りは、真っ白。(笑)

 

 

眺覧、周覧。

展望は県内屈指と言われていますが・・・

 

 

 

あれよあれよとワンピッチで来てしまい、それほどお腹は空いてません。

でも、何か食べなきゃと、くるみ餅1個。

しばらく、なにを考えるでもなく、ぼ~っと、たたずんでいると、

つつしみぶかくも和やかな雲のまことが沁みてきます。

~でも、ちょっと寒い。

アウターを着込むのは面倒、周回する時間の持ち合わせもないので・・・

 

 

往路を復すことに。

 

 

後は、すたこら。

 

 

森の古老と、あれこれ昔ばなし・・・

 

 

いろいろあったんだない。

 

 

登山口の指導標へと舞い戻り・・・

 

無事の下山、

恭和の山路に

感謝。

~この山に、ちょこっと触れたかな。

 

登山口近くにある『御鍋神社』の鳥居。

駐車場からちょっと降って、二俣川の畔に社はあります。

御神体が「鍋」というのも珍しい。