あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊山/嘉恵(前篇) 2022年6月13日

今日(6/13)は、飯豊山へ。日帰りで。

山行を重ねるうちに、飯豊への想いがふくらんできました。

登る度に、鈍った体、足回り、加齢等々が思案されましたが・・・

でも、ゆっくり時間さえかければ、後は、気持、ハートの問題だと。

いろんな思いを、願いを、祈りを、「歩く」という、

その振舞いに収斂させたい、それができたなら、それが幸せ。

いざ。

 

 

喜多方市山都町なる川入、御沢から、飯豊道に客となります。

 

 

ん~、飯豊の香り。

 

 

朝陽の激。

 

 

横峰に着くと、展ける稜線。

今年は残雪が多いですね~昨年は地面が出てました。

 

 

今日も、地下足袋

岩場や降りこそ気を使いますが、他は無問題。

 

 

花に彩られ、照れてる?地蔵山。

 

 

ありがたい、水場。

ここで1.5リットル調達。ここから先を3リットルで賄います。

 

 

三国岳、見参。

 

 

青空に沐浴する峰々。

 

 

 

 

 

飯豊本山の、御出座し。お招きを頂戴し?参上。

 

 

お花にチヤホヤ、にやけてるぞ、七森。(笑)

 

 

剣ヶ峰着。しばし、眺覧、周覧。

 

 

七森の断崖に、呆けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

護摩壇に通過のお許しを乞うて・・・

 

 

 

 

 

三国岳を頂きました。

 

大日岳。

無沙汰を詫びれば、親昵の響。

 

 

これから辿る本山への稜線。いざ。

 

 

山形側から雲がわきます。

 

 

重すぎて既に崩落?雪が少ない箇所も。

 

 

心友のカンバ、息災の様子に安堵。

 

 

たのしい運歩

 

 

 

 

 

もう直ぐ、種蒔山。

 

 

種蒔山の頂稜へと突き上げる箇所が気懸りでしたが、杞憂。

うまい具合に雪がとれてました。

 

頂稜に起てば、飯豊本山の精爽。

 

 

その衷情に染まります。

 

 

立ちはだかる寵臣、草履塚。

 

 

切合小屋前で、ひと息。ちょいと飲んで、食べて。

 

さて、雪と戯れるとしましょう。

 

 

淡々とステップを刻めば、宙soraと雲の祝福。

 

 

草履塚を頂きました。

粛として、心の草履を履きかえます。

 

だんだん大きくなる、飯豊本山。

 

 

路傍にはウスユキソウ。ん~、もうそんな季節なんだなぁ。

幼げな顔立ちに、ペコリ。

 

 

ああ、雪の膨大。

 

 

ずんずん、ずんずん、降り積もった雪は、圧せられ、

連繹、連延、意思と生る・・・

 

 

 

 

 

お~、イチゲ。時機を逸したかと案じておりましたが、なんの何の。

 

 

この貧しき土塊のために、咲いててくれました。

 

 

イチゲの頌に包まれて。

 

 

御秘所の岩場にも合唱隊。

 

 

イワウメも唱を合せます。

 

 

 

 

 

ここをのっ越すと・・・

 

 

 

結びの試練、御前坂。

 

 

ミヤマキンバイのエ~ルを頂戴し・・・

 

 

勾配に、ハアハア、ゼエゼエ、喘ぎます。

 

 

お山は、雲をはらって激。応えねばなんねべ。

 

 

名物の?テーブル形状石。いつの頃からか、『カフェ御前坂』。

ひと息入れるとしましょう。マスターは、大日岳。

 

 

飯豊山/嘉恵(中篇)』に続く。