今日(7/24)は、磐梯山へ。迷ったときは、この山。
大気が不安定。当地では、連日、雷、大雨警報まで。
どの山域も雨にあたりそうですが、ここだけ、空合が良さそうです。
あれやこれやと思いがありましたが、意地尽くに、ろくなことはありません。
夏は夏、おずおずとしない。がっぷり四つ、大汗をかくのが、いちばん。
ちょっと早起き。いつもの猪苗代スキー場から。
ゲレンデトップ。
ホタルブクロの激をうけ・・・
赤埴の山脊を軽やかに。
沼の平へ。
いつもの場処で、ひと息。
朝のご挨拶。ん~、頭から湯気が?(笑)
櫛ヶ峰が招きます。
挨拶を交わして・・・
いざ。
櫛ヶ峰を頂きましたが・・・
生まれたての雲さんたちが、よりあって・・・
大磐梯を隠してしまいました。
ジタバタしてもせんなきこと。ここはゆるりと・・・
雲のすることをながめ、いや、雲の頌に、耳澄ませるとしましょう。
「雲はゆく
雲はわたしのこころ
こころにうかんだ
こころの相(すがた)」
・・・
「わたしは見る
わたしの相(すがた)
空をゆく」
「うごく雲
うごくこころ
生くるこころ
生くるくも」
「静かな雲
静かなくも」
~八木重吉の詩集から
ひかる雲をとっぷりとながめていると、その一途な姿に見とれていたら、
自分の一途が、むくむくとうごめきだした。
トンボ君のみんなにも、花の一輪、一輪にも
あでやかに、ひとすじの気持ちがひかっている。
いい時間を過ごせました。さあ~て、大磐梯にも寄って行こうか、
と、爆裂の淵を降り始めると・・・
くもが段々と、うせて・・・
大磐梯が・・・
あわてて登り返し、眺覧、周覧。
「ひとすじの気持ちを、大切にするんだよ」と、お山の響。
「はい」。黙想の、ひと時。
さて、再び?降り、大磐梯へ。
常連のmasudaさんと、バッタリ。お元気そうで何よりです。
これから櫛ヶ峰とか。
天狗岩は 、倦まず弛まず、呼ばわります、「天へ、天から生きよ」と。
大磐梯を頂きました。
山頂には大勢の方々の憩いと団欒。「密」と言えば「密」かな。
坐ってゆったり出来そうなところは、ほぼ占められて、無し。
なので、ラーメンタイムは・・・
降りて、弘法清水小屋の軒先で。
お腹も満たされました。悠々と?帰るとしましょう。
赤埴の山脊で、やっと、湖が御出座し。
樹間に入れば、涼しい小径。
路傍の花のねぎらいエ~ル。
こんな暑い日のゲレンデは、粋に日傘で、凱旋です。
無事の下山、
懐憶の山路に
感謝、感謝。
fin