お山の祈りは、"Grace be with you".
今日(4/2)は、磐梯山へ。(~やっと登り初めです?笑)
あれやこれやで、山行が儘なりませんでしたが、
その責任を、3月末日を以って恙無く果たし了え、後進へバトン。
私は無力そのもの。I have done nothing.
ほんとに、おかげさまで、としか言い様がない・・・
肩の荷をおろした上は、磐梯山へ無沙汰を詫びに行かねば。
早起きして、いつもの猪苗代スキー場へ。月天子のエ~ル。
ゲレンデを登り始めると、陽精がぽっこり。おはようさん。
思ったより雪は少なめ。冷え込みのおかげもあってピン長ですたこら。
ん~サングラスを忘れて来てしまった(!)。~雪目経験者としてはツライ。
陽が上がってきたら、できるだけ薄目で。
赤埴は巻いて。樹間から、大磐梯の激。
衛兵岩と目礼を交わして・・・
沼の平へ。
いつもの場処で、ひと息。
ん~怪しげなガスが、どんどん膨れあがります。
はて、日頃の行ないの所為か?(笑)
そのうち雲散霧消と高を括り、先ずは櫛ヶ峰へ。 東南の風強し。
櫛ヶ峰を頂きました。
すっかり主のような風格?気象庁監視カメラ様にご挨拶。
何も見えない。~代わりに大磐梯形状石をパチリ。
東南の風とは言え、寒い。居たたまれず退座・・・大磐梯へ。
弘法清水着。
雪に埋もれた弘法清水。
ひと息入れ、いざ、山頂へ。トレースが階段状でらくちん?
ハァハァゼェゼェ、山頂は直ぐ其処!
大磐梯を、頂きました。雲の祝福。
雲を透して、陽精の頌歌。
その響に、耳澄ませます。
一瞬の、天衷。
ピン長の、さんま君。頑張りました。
暫く待つも、ガスはとれそうもありません。
下りましょう。
おや、お一人上って来られます。私より少し先輩かな?
お互い、天気予報を貶し合って・・・(笑)
弘法清水が雲の端境。ちょっと下ると視界がひらけます。
初めに廻った、櫛ヶ峰。
倦まず弛まず呼ばわる、天狗岩。~「天を仰げ、天から生きよ」と。
爆裂火口を横目に・・・
沼の平へ。
下山すると晴れる~が実証された様です。(笑)
大磐梯と語らいながら、歩一歩。
心の中のよこしまが、吸い取られます・・・
お山の響は、心を静めます。
悲しみ、不安、恐れ、欲望、憎しみ、嫉妬、怒り・・・
みな静められ、おのれという限定はいつのまにか克服されてしまいます。
山と私は、質料によってではなく、作者によって連帯しているのです。
"My friend, I call you by name. You are my own".
「あなたたちの宝のある所に、あなたたちの心もあるのだ」・・・。
いつもの場処で、ひと息。~沼の平の時間に合せられます。
さて、陽が照って、目が心配。急がねば。
衛兵岩の目送に与って。
鏡沼にも、そろりそろりと、春。
ゲレンデへと戻りました。
湖のねぎらいエ~ルを総身にうけ、凱旋です。
雲さんからも、大きなエ~ル。
無事の下山、
目は守られ、恵思の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin