あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/朗暢 2020年12月23日

駐車場で身繕いをする私を、二本の箭竹が招きます。

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今日(12/23)は、二ツ箭山へ。

気分はのたり。なので、行程はシングル。

久しぶりの平日。

人出は流石に少ないだろうとタカをくくりましたが、それは甘い考え。

駐車場にはすでに30台以上?

この頃の二ツ箭人気には目を見張るものがありますね。

 

 

御滝に礼すれば、謙廉。 

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水の時間に歩を合せ・・・ 

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プクプク、プクプクと語らいながら。 

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 朗耀の、水の精。

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沢とわかれ、山脊へと喘ぎます。

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岩場に直下。 

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 呼ばわる響に、耳澄ませます~「天へ、天から生きよ」。

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ロープ、鎖にすがって。ヨッコラショ。 

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女岩を頂けば、男岩のエ~ル・・・ 

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そして、陽精の頌歌。 

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洋は燦然と、唱を合せます。 

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岩場のテラスには、S藤さんを始め常連のみなさんが大勢。

交ぜて頂き、歓談、四方山話。 

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みなさんを見送り、テラスに独り。とろ~んと日向ぼっこ。

 

 

たちかわりやって来る雲をつかまえては、お喋りに興じます? 

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天空は透明。悪い考えをみんな吸い取ってもらいましょう。 

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さて、巷ではクリスマス。これを、初めに祝ったひと達は、

この世で愚か、また弱いとみなされた者、身分が低く、取るに足らない者、

軽んじられているもの、つまり無に等しいひとたちでした。

そして、彼らの、初めの愛は、

「一人の人がみんなのために死んだ以上、みんな死んだのである。・・・

その一人の人がみんなのために死んだのは、生きている者たちが、

もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのゆえに死に、

そして甦ってくださったかたのために生きるため」(パウロ)、

との思いに凝縮、収斂したのでした。

 

「メリークリスマス!」と、みんなでケーキを食べ、賑やかに騒ぐのもいい。

でも、このことを心の片隅に覚えておいてほしい。

 

 

雲さんもクリスマスを祝ってます。

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さて、いい時間を過ごせました。

沢コースを降りましょう。

 

修験台上手の岩場から夫婦岩。 

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 何を想う・・・

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沢床へ。 

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水の精に通行の許可を乞います。 

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耳澄ませば、水の響。思想の交換です。 

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後は、すたこら。 

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謙廉に礼敬して・・・ 

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無事の下山、

朗暢の山路に

感謝。


fin