駐車場で身繕いをする私を、二本の箭竹が招きます。
今日(12/23)は、二ツ箭山へ。
気分はのたり。なので、行程はシングル。
久しぶりの平日。
人出は流石に少ないだろうとタカをくくりましたが、それは甘い考え。
駐車場にはすでに30台以上?
この頃の二ツ箭人気には目を見張るものがありますね。
御滝に礼すれば、謙廉。
水の時間に歩を合せ・・・
プクプク、プクプクと語らいながら。
朗耀の、水の精。
沢とわかれ、山脊へと喘ぎます。
岩場に直下。
呼ばわる響に、耳澄ませます~「天へ、天から生きよ」。
ロープ、鎖にすがって。ヨッコラショ。
女岩を頂けば、男岩のエ~ル・・・
そして、陽精の頌歌。
洋は燦然と、唱を合せます。
岩場のテラスには、S藤さんを始め常連のみなさんが大勢。
交ぜて頂き、歓談、四方山話。
みなさんを見送り、テラスに独り。とろ~んと日向ぼっこ。
たちかわりやって来る雲をつかまえては、お喋りに興じます?
天空は透明。悪い考えをみんな吸い取ってもらいましょう。
さて、巷ではクリスマス。~これを、初めに祝ったひと達は、
この世で愚か、また弱いとみなされた者、身分が低く、取るに足らない者、
軽んじられているもの、つまり無に等しいひとたちでした。
そして、彼らの、初めの愛は、
「一人の人がみんなのために死んだ以上、みんな死んだのである。・・・
その一人の人がみんなのために死んだのは、生きている者たちが、
もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのゆえに死に、
そして甦ってくださったかたのために生きるため」(パウロ)、
との思いに凝縮、収斂したのでした。
「メリークリスマス!」と、みんなでケーキを食べ、賑やかに騒ぐのもいい。
でも、このことを心の片隅に覚えておいてほしい。
雲さんもクリスマスを祝ってます。
さて、いい時間を過ごせました。
沢コースを降りましょう。
修験台上手の岩場から夫婦岩。
何を想う・・・
沢床へ。
水の精に通行の許可を乞います。
耳澄ませば、水の響。思想の交換です。
後は、すたこら。
謙廉に礼敬して・・・
無事の下山、
朗暢の山路に
感謝。
fin