あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/寛泰 2020年11月8日

身繕いをして空を見上げれば、月天子。親昵の響。 

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今日(11/8)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、

及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

堂山王子神社を廻り了え、いつもの門沢登山口へ。

 

(ピン長を新調~今度は国産の定番品、お披露目です

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落葉の洋を游ぐ?

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陽精の頌も、秋風の唸る響に敗けています。 

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まだ散らずに待っていてくれたモミジ。濃やかな機微。 

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水石に着けば、ひらける阿武隈~なのですが、今日は霞んでイマイチ。 

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山頂部、避難小屋を廻って・・・

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展望台へ。 

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階上で、眺覧、周覧。 

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この時季としては何ともスッキリしません。 

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降りて、一帯を見回ります。 

 

返り花。ひとすじの気持ち。

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一帯に異状のあるなく、安堵。

水石に腰掛け、カップ麺。

 

イカーの姿が、ちらりほらり。

展望台へ戻るとしましょう。 

 

  

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山の秋、少年の心にはどんな象がうつされたかな。 

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しばし、山談義。

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気象庁の定義に拠れば、秋は9~11月、冬は12~2月とか。

でも樹々の覚悟は既に冬。 

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さて、阿武隈においとま。帰るとしましょう。

 

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落葉の絨毯は愉しいけれど、ピン長が食んでしまう・・・ 

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空の頌に、歩を合せて。 

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千秋楽、艶やかな終幕です。 

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 この潔さ。どこぞの大統領にこれがあったらなぁ。

「色厲しくして内荏かなるは、諸れを小人に譬うれば、其れ猶お穿ユの盗のごとき乎」

とは、孔子の言葉。吉川幸次郎の釈義によれば~

「表面だけははげしく、威勢がよくて、内実は、ぐにゃぐにゃと主体性のない人間、それは賤民のなかで比率を求めれば、最もみみっちい存在であるところの、こそどろのようなものだろうか」

トランプさん、あなたの敗け方に、みんな注目してますよ。

 

天は何も言わない。混沌として運行しているようでいて、四季は自然に移ろう。

人間の言葉を超えた混沌、そこに秩序が厳然として存在し、進展している。

葉はその全き信頼によって色を得、潔く地に落ちるのだ。

「信」なき人間だけが、己の価値に拘泥する人間だけが、じたばた・・・。

 

 

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葉っぱさんは、偉い。 

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後は、すたこら。

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無事の下山、

寛泰の山路に

感謝。

 

 fin