ぼつぼつと雲がわいてきました。
『種蒔山/恵慈(前篇)』からの続きです。
三国岳が差し当たっての目標でした。先ずはまったり、ラーメンタイム。
雪はそれ程でなく、陽が上がるにつれどんどんとけており問題なさそうです。
時間、体力共に余裕有り。もうちょい先、種蒔山まで足を延ばしましょう。
~飯豊本山にちゃんと挨拶せねば?・・・
大日岳にそめられて。
さて、行きましょうか。
七森の断崖には、雪への覚悟。
大日岳と語らいながら。
振り返って、三国岳。新雪の意地。
サクッ、サクッ、雪の感触がうれしい。
心友のカンバとエ~ルを交換。
種蒔山へと、のっしのっし。
大日岳と種蒔山と飯豊本山の三幅対。天へと唱を合せます。
後、一登り。
種蒔山の頂稜に起てば、飯豊本山の英姿、麗容。
やっと、ちゃんとご挨拶。
今日は、此処が山頂です。悪しからず、お恕しあれ。
地蔵岳への稜線にはダケカンバの健気。
雪の上を行ったり来たり・・・
この標柱が雪で圧せられる日は 、もう直ぐ。
いい日に呼んでもらえました。
たっぷりと思想を交換。いい時間に感謝。
さて、おいとまするとしましょうか。
お山の祈りは、"Grace be with you"。
ガスの中から大日岳もひょっこり、~ "See you, later".
さぁ、七森。
息んでいると・・・
愉快な若者たち。Tシャツ、寒くないの?しばし、歓談。
まだまだ、秋の宴は了わっていません。
三国小屋で、ひと息。
重い腰を上げ?下山の途へ。
疣岩山へは登り返しとなります。往路でラクしちゃった分、復りは・・・。
松平峠。あの急峻を降るのです。
秋の彩りが、慰め?
雲を透して、大日岳においとま。
さて、転げ落ちますか。
あっという間にこんなに標高を落としました。
その先が、松平峠。右へ折れます。
往路の稜線を見上げながら、すたこら。
黄葉、紅葉の・・・
プロムナード。
祝福をうけ、凱旋です。
この橋を渡って・・・
無事の下山、
恵慈の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin