あるく

~山の恵みの備忘録~

日山/寛静 2020年10月4日

今日(10/4)は、阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。

このところ、天気が良い日は必ずと言ってよい程、用務でどたばた・・・。 (笑)

曇り空ですが、山に行けるとなると、やはりうれしいものです。

 

 

いつもの上移、平地区公民館前に車を置かせて頂き、登山口へ。

竹林が、頌っています。 

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蒲公英の目迎に与って、激。 

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日山登山口。いざ。

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ときおり、薄日がさすのですが・・・ 

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支障木はちゃんと処理されておりました。感謝。 

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登山道には、イノシシの痕跡が其処彼処。 

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でも気持ち良い運歩。 

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よく整備された径に、感謝。 

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移分岐。茂原からの径を合せます。 

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道刈りが施されています。しかも、新しい。

有難い御志です。

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稜線をのたりのたり。 

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王平。 ん~刈られたばかりですね、どれもみずみずしい。

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山頂に着くと、草刈りを終えられたみなさんが憩うておられました。

作業に感謝し労をねぎらいながら進むと、二本松市の同任watanabeさんの姿が。

お話では、今日は茂原、田沢地区のみなさんによる道刈り、下草刈りとのこと。

しばし歓談、四方山話。

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辞して、山頂部一帯を見回ります。 

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展望台を上がって眺覧、周覧。かろうじて安達太良、吾妻の稜線。 

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そして、山際の奥には磐梯山が。 お~い、磐梯さ~ん。

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モノトーンの阿武隈。何を愁えているのかな?

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葛尾からの径は原発事故以来、閉ざされたまま。・・・ 

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『展望岩』へ。

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 何てったって、山に来るのはいいなぁ。

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阿武隈の、大地の親昵に浴します。 

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~『論語』の有名なくだりに、

「季路、鬼神に事えんことを問う。子曰わく、未まだ人に事うる能わず。焉んぞ能く鬼に事えん。敢えて死を問う。曰わく、未まだ生を知らず、焉んぞ死を知らん」。

(厳密に定義すれば人間が死んでなる神が「鬼」であり、天の「神」が「神」。そうして地の神が「祇」。「鬼神」とは漠然と「神神」の意と解されます)

孔子は人間を第一とし、神への意識をその背後に奥まらせた態度であったことがよくわかります。そして、死を問われれば、「感覚に触れる生前のことさえもわからないのに、どうして死後のことがわかるか」と。

彼にとっては、私たちが人間として生命をもつ時間、それが何よりも大切であり、『仁』、その具現へと招かれた人間の世界だけが唯一無二のものであったに違いありません。

 

それは、"Grace be with you"、大地の響と共鳴しています。

 

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一帯に異状のあるなく、安堵。

 

広場に戻り、昼餉としましょう。社に陣取り、おにぎりタイム。 

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 眺望を愉しむ方々。

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 来頂されたみなさんにゴミの持ち帰りなどをお願いし・・・

帰るとします。

 

 胎内くぐり岩をくぐって。

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樹々と語らいながら・・・ 

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後は、すたこら。 

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移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って・・・ 

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無事の下山、

寛静の山路に

感謝。 

 

 fin