あるく

~山の恵みの備忘録~

鎌倉岳/閑興 2020年8月23日

 今日(8/23)は、鎌倉岳へ。

 この頃は、猛暑。じっとしてても汗で体がじとじと。こうなったら?

 開き直って、大汗をかきに。(笑)

 この山は市内にあり、近場なのですが、9年ぶりです。

 2011年3月11日の東日本大震災、東電福島第一原子力発電所事故により汚染、

 同年11月の環境放射線モニタリングでは、山頂直下東側で10μSv/h以上でしたので

 (10μSv/hまで計れるサーベイメーターで、「9.999」と計測不能~福島登高会)、

 足が遠のいておりました。

 私はここ数年日山でモニタリングを実施しておりますが、数値を見る限り、

 半減期とは別な要因で空間線量がかなり減少してきてますので、

 この山でも事態は同様ではないかと推察されます。

 ただ、どこまでなら許容できるのか、されるのか・・・私には判りません。

 因果なことです。

 

 

 途中、車窓からの鎌倉岳は雲陰。

 なので、以前、高柴山から望んだ鎌倉岳。(東北百名山)

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 そして、移ヶ岳からの鎌倉岳。

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 いざ。 

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 あれ?こんなのあったっけ。記憶がすっかり飛んでます。

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 少し進むと、林床からにょきにょきと橙赤色の花が数多。

 お~、キツネノカミソリではないですか。りっぱな群生です。

 新しい発見。

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  花言葉は、妖艶だとか。

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 ちょっとペース速すぎる? 汗が噴き出ます。 

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 鰍(kajika)からの径を合せれば、直ぐに石切場跡。 

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 ここから更なる急登。  

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  頂稜へ。

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 ちょっとペースを間違えた様で?ハァハァゼエゼエ。

 息を整えていると、お一人下りて来られました。(hidaさん)しばし、歓談。 

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 息は整いました。山頂は直ぐ其処。

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 変な足さばきを余儀なくされ・・・ 

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 鎌倉岳を頂きました。 

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  陽精の祝福、雲の慰待に与ります。

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  パンをほおばりながら、しばし、黙想。

 

 「だから、私はなんら意気消沈などしていない。

 私の手では、よりよい世界へと船を送り出すに足る疾風を起こせないけれども、

 しかし帆を張ってさえいれば、

 風が吹き始めた時にその風に乗ることならできるはずだ」

 とは、シュウマッハーの言葉。

 そう、帆を張らなければ、何も始まらない。

 りっぱな帆布でなくていい、継ぎ接ぎだらけのオンボロでいい。それに、

 風のほうが帆をさがしているのであって、帆が風を探しているわけではない。 

 だから、ただ帆を張ればいい、風にまかせて。・・・

 

 

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 雲間に眺覧。移ヶ岳は生憎ですが・・・ 

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  龍子山が、かすかに。

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 そして、万緑はソナタを奏でます。 

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 いい時間を過ごせました。感謝。

 長居は無用。おいとましましょう。

 

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 頂稜に遊んで・・・ 

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 後は、すたこら。 

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 ホタルグサのねぎらいエ~ルに与って・・・ 

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 無事の下山、

 閑興の山路に

 感謝。 

 

 fin

 

 

 自宅に戻ると、インターネットで購入した地下足袋が届きました。

 今日は長靴でしたが、これから活躍してくれるといいな。 

 

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