あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良/水明 2020年8月15日

 水の精の翔逸、翔華、翔踊。 

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 今日(8/15)は、安達太良、湯川渓谷へ。

 この頃の暑さで、グロッキー気味? はたと、近場に、涼を求めて。

 予報はそれほどでなく、多分稜線は雲陰雲裏、降りみ降らずみといったところかな?

 安達太良の山頂を踏むつもりはありません。水声、水明に涼めれば、それで満足。

 いざ。

 

 

  三階滝を巡ります。礼敬すれば、謙廉。

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  涼意、涼風が染みてきます。

  

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  水の時間に歩を合せて。

 

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 今日(8/15)は、『敗戦の日』。

 大東亜戦争史観からすれば紛れもない『敗戦』だった、その日から75年。

 『原爆ドーム』と『憲法第九条』という、その貴い遺産に首を垂れます。

 

 「肢体が切り離されて、それの所属している全体をもはや見ないならば、

 それは滅亡し死にゆく一つの存在でしかない。

 しかしながら肢体は、自己自身にのみ依存していると信じ、自己を中心とし、

 身体そのものたらしめようと欲する。

 しかし、肢体は生命の源泉を自己のうちにもたないので、

 ただ迷うほかなく、自己の存在の不安定のうちにあって動揺する。・・・

 最後に、肢体が自己を自覚するようになれば、

 あたかもわが家に帰郷したようなものであり、

 もはや、全体のためにしか自己を愛さないようになる。・・・

 しかし、全体を愛することによってこそ、肢体は、自己自身を愛するのである。

 何故というに、肢体は、全体のうちに、全体によって、全体のためにしか、

 存在しないからである」

 とは、パスカルの言葉。(『パンセ』)

 

 全体というものは、とても大切な観念なのだ。だから、君よ、今、君は、

 生命の源泉でないものを生命の源泉に、神ならぬものを神としていないか?

 ~この『敗戦の日』は、そう問い続けています。

 

 

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 屏風岩へと上がって、想恋ノ滝。 

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  八幡滝へ。

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  耳を清ます・・・

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  水の詩。

 

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 沢へと入って、じゃぶじゃぶ童心。 

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 おや、アサギマダラとバッタリ。 

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 くろがね小屋へと辿り着きましたが、稜線は・・・。 

  時折、風に乗って雨のしずくが。今日は此処を山頂とします。

 

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 もどると、さっきのアサギマダラが。

 鄭重なる目送に与って・・・ 

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  後は、すたこら。 ~ singing in the rain.

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 無事の下山、

 水声、水明の恵みに

 感謝、感謝。 

 

 fin