今日(12/22)は、二ツ箭山へ。
昨日は行事があって山行どころではありませんでした。
今日は曇天。天気を選びたいところですが、甘んじることに。
行けるときが、その時の天気が、最良なのですから。
駐車場で身繕いをしていると、「koizumiさん、お久しぶりです」。
振り向くと、何とnakajimaさん!
台風19号で被災されたと伝え聞いていたので、元気なお姿に一安心。
聞けば、愛用のバイクは水没、家は大規模半壊~取壊し。
なのに、反って私の方が励ましの言葉を頂戴してしまいました。
少しずつ、胸裏に二ツ箭山が甦って来たご様子。
長老nakajimaさんへ、二ツ箭からあたたかなまなざしが。
御滝に礼すれば、謙廉。
水の精と語らいながら、歩一歩。
山脊へと、胸突き八丁。
岩場に直下。呼ばわる響に耳澄ませます。
"天へ、天から生きよ"。
上りでは、お節介なロープ、鎖ですが、・・・
せっかくですので?お世話になります。(笑)
基部へと起ち、次ぎは女岩へ。
男岩が激します。
男岩に人影。よ~く見ると・・・
「お久しぶりです」。O内さんでした。
登り終えて、ひと息。
女岩を頂きました。・・・
しばし、眺覧、周覧。
黙想。雲と語らいます。
岩場のテラスに赴くと、人影無し。
一人寂しく?鍋焼きタイムです。
陽精と思想を交換する、ひと時。
「身の丈」を弁えぬ人間の非を、陽精は打ちます。
1千兆円を超える借金があるのに税収を上回る予算を膨張させる暴慢さ。
そして、タガがない、己れを律することが不能ない大人たち・・・
某シンクタンクの俊英は新聞に寄稿し、憂えている・・・
「目的のためには平気で一線を越える」という態度が
政権トップから世間の末端にまでまん延している、と。
「今だけ・金だけ・自分だけ」。
そして曰う・・・
「世界経済が今後バブル崩壊局面になれば、
一線を越えて副作用だらけの経済政策を乱発したツケが回ってくるだろう。
その責任を首相自身と取り巻きに取ってほしいと、
政権外の有力政治家や、多くのまともな経済人は考えているのではないか。
『好景気のうちに辞め逃げ』は許さない。
政策の結果責任は今後も問われ続けると内心思う人は、
この年の瀬に確実に増えている」・・・(藻谷浩介:『毎日新聞』)
でも、そんな余裕あるのかな?
矛盾は極まらなければ「進化」に転じない、とは誰かさんの言葉。
極まる前に「進歩」へと転ぜしめうるのは、知恵だけです。
計算の能力ではありません。。
いい時間を過ごせました。
往路を復します。
男岩の下部を巻きながら。
水の声に、心が斉います。
水の翔逸、翔華、翔踊に合わせられ・・・
無事の下山、
思誠の山路に
感謝。
fin