年始の事なれば、スキー場のリフトに頼らず、
気合を入れ、ちゃんと下から登るべきところですが、
気合の殆どは猪苗代へのアプロ~チに費やされ、
出発は遅く、ゆっくりと、・・・。
気合を入れ、ちゃんと下から登るべきところですが、
気合の殆どは猪苗代へのアプロ~チに費やされ、
出発は遅く、ゆっくりと、・・・。
さて、猪苗代はミネロスキー場のリフトに客となり此処まで来ましたが、後半分の急斜面を運んでくれるはずの第4リフトはコ~ス整備に時間を要し稼動は9時からになりました、とアナウンス。仕方ありません。待ちます、ハイ。
この急斜面、登るとなると一汗(ひとあせ)どころではありません。時間も結構かかります。
今日の目的のひとつは昨年筆者が考案/製作した Waワカンの実地テストです。今日のこのふかふかの深雪は願ってもなく good 。
*感想として。
Waワカンを太いゴミ紐でアルミワカンに上手に巻きつけたつもりでしたが、ちょっと甘かったためか、体重の負荷や雪着の際のストレスにより
ゆるゆるになってしまい、赤埴山頂の手前で解けてしまいました。が、浮力のアップという目的は十二分に発揮してくれたように思います。上りで『Waワカン+アルミワカン』でやや膝下の潜りだった箇所など、下りの『アルミワカン』のみでは軽く膝 over でアップアップでしたから、15cm程は浮力アップに貢献してくれました。重さもさほど気にならずで、あとは脱着も含めたジョイントが課題です。金具に頼らず、ゴムなどを利用して工夫を重ねたいと思います。ただ湿雪のときは雪がサラッとは抜けてくれないでしょうから、大きい分足かせとなりツラいところですね。
*感想として。
Waワカンを太いゴミ紐でアルミワカンに上手に巻きつけたつもりでしたが、ちょっと甘かったためか、体重の負荷や雪着の際のストレスにより
ゆるゆるになってしまい、赤埴山頂の手前で解けてしまいました。が、浮力のアップという目的は十二分に発揮してくれたように思います。上りで『Waワカン+アルミワカン』でやや膝下の潜りだった箇所など、下りの『アルミワカン』のみでは軽く膝 over でアップアップでしたから、15cm程は浮力アップに貢献してくれました。重さもさほど気にならずで、あとは脱着も含めたジョイントが課題です。金具に頼らず、ゴムなどを利用して工夫を重ねたいと思います。ただ湿雪のときは雪がサラッとは抜けてくれないでしょうから、大きい分足かせとなりツラいところですね。
Waワカンが解けてちょっと手間取りましたが、赤埴山への稜に乗ると磐梯山がお目見えです。雪もたっぷり着けて。あれはガスではありませんね、雪煙です。とんでもなく雪煙が舞っています。上部は物凄い風が吹き荒れているようです。
赤埴山頂で、A山岳会のKさん。羊羹に愉しいお話有難うございました。今日の登山者は二人だけのようです。
櫛が峰。
そして雪煙の踊り場と化している沼の平。
鏡沼を傍らにお山を見上げます。
沼の平に雪煙が激しく舞って。
沼の平に雪煙が激しく舞って。
沼の平に入ります。
上部は烈風、お山は風に弄ばれて。
上部は烈風、お山は風に弄ばれて。
冬の特権、沼の上を歩いていきます。
櫛が峰も本峰に敗けていません?烈風に小突き回されて。渋谷分岐辺りで、今日のお山はこれ以上の登高を拒んでいると判断し、ショットのワンチャンスを狙って櫛が峰にコ~スを変更です。此処から引き返すKさんにパトロ~ルの方へのその旨伝言を託して別れます。
雪氷と烈風に曝されて峻厳の天狗岩。
物凄い風に体が前に、前に進みません!
物凄い風に体が前に、前に進みません!
この一帯は風が合流する通り道、
烈しい風にふらふらしては薙ぎ倒され。
烈しい風にふらふらしては薙ぎ倒され。
やっとの思いで火口淵は大岩に。櫛が峰を見上げます。此処までに風に何度か飛ばされ倒されて、右ひざを打ち(軽く)、加えてストック1本(高価!)を折ってしまうはで頭の中はガ~ン! 岩がゴツゴツで危険、あまりの烈風に起ってあるけません!
沼の平を見下ろします。腰を落とし、耐風姿勢を維持しながら、少しずつ退却です。
振り返れば、櫛が峰がキレイ、・・・。
川上分岐の標柱が筆者を労います。
標高で1500M前後辺りから上は暴風の様相です。
かろうじて火口壁を。
長居は無用、退散します。
櫛が峰に挨拶を済ませ。
存在感の薄い、今日の太陽。
本峰に突っ込まなくてよかったぁ。
櫛が峰の響(こえ)に励まされ。
天狗岩にも挨拶をして。
沼の平へ。
櫛が峰、凛!
風にとばされ積雪は減って。
幾分か風の弱い沼の平を独り逍遙です。
東尾根も荒れて。
振り返れば櫛が峰はいまだ風の餌食。
沼の平標識ポイントで、休憩。
雪煙のカ~テンからお山が貌を。
お山の響(こえ)、
今日自分を呼んだメッセ~ジがじんと伝わります。
今日自分を呼んだメッセ~ジがじんと伝わります。
この辺りは良い日和です。
鏡沼と赤埴山。
鏡沼と赤埴山。
往きのトレ~スもだいぶ雪に隠れて。
お山からの響(こえ)に振り返り。
沼の平。
そして櫛が峰。
冬眼の鏡沼。
赤埴山頂を越え、猪苗代の街並みを見下ろしながら、
いざ下山です。
いざ下山です。
ゲレンデトップのパトロ~ル詰め所に無事下山の挨拶を済ませ。
リフトの下、
ゲレンデの端を謙虚に?下ります。
ゲレンデの端を謙虚に?下ります。
ミネロのセンタ~ハウスが見えれば下山の終了です。
お山は厳冬の峻厳の中。無事感謝、一礼。
お わ り