あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山・澄明 2010年12月18日

  今日(12/18)は二ツ箭山に。

  たら/れば・・・に山心は揺れますが、堪えます。
  でも、しょうがないから二ツ箭山、ではありません。

  この山の『潔さ』は、
  この『清貧』に?ガソリン代を黙過せしめて充分です。
  太陽は岩場のテラスに燦々の光りを恵み、
  お山は久々の先達との閑話に澄明を顕してくれました。

  感謝です。      



二ツ箭山登山口手前にある駐車場に車を置いて出発です。
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御滝が飛沫と瀬音で迎えてくれました。
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ゆっくりゆっくり、足元に気を注ぎながら・・・
身体が段々と暖まっていきます。
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〆張場から沢と別れ、この杉木立の急斜面に喘ぎます。
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尾根へと上がれば、びゅんと風に体が冷やされます。
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30Mの鎖場を「三点支持」で。
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岩峰を分かつ基部(鞍部)へと上り詰め、
男体山(男岩)を見上げます。
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そして反対側にはもうヒト踏ん張りの女体山(女岩)。
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月山とキラキラ光る洋(うみ)が荒れた息を静めます。
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女岩からの男岩。
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太平洋といわき市が一望です。
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お久し振りです。
陽光燦々風も当たらずの絶好の休み場「岩場のテラス」には
常連のO田さんが。
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のんびり温温の陽光を浴びてラ~メンを食していると、
何とまた、お久し振りです! 
小名浜山岳会会長の西山さんが上がって来られました。
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キラキラの洋(うみ)の視線をいっぱいに浴びて閑話に憩い、
寛ぎの時間が流れ・・・。
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常連のお一人、M馬さんの闘病/入院加療に思いをはせ、
またこの山での再会をと祈ります。
元気に山に登れるシ・ア・ワ・セを噛み締めて。
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たっぷりお山の温々に浴させて頂きました。
西山さんご夫妻は先に下ります。
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今日は私も趣向を変え、
この峰を踏んで月山へと回り込み、尾根をくだります。
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岩ゴツゴツの尾根をもうひと登りして。
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木立の密とした稜線を辿ります。
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月山への径をカサコソと・・・。
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先程までいたテラスの真向かいに面している月山に到着。
月山神社」が祀られています。
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祠の前の岩場から男体山/女体山の岩峰、
そしてやや右に修験台を望みます。
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二ツ箭山の面目です。
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さて月山を後に松の疎林を擁する尾根をすたこらさっさと下ります。
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尾根の途中からは男体山/女体山の岩峰が勇ましく。
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沢、急斜面、岩場と、メリハリの確りとした潔いお山です、この山は。
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木立の中、陽光を戴きながら。
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上り始めに通過した分岐へと。周回の完です。
無事の下山を感謝し、お山に一礼。
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お わ り