『山は人なり』とはよく言われます。
この言葉は、『何故山に?~そこに山があるからさ』と同様、
意味が漠としており、底の見えない禅問答に投げ出されてしまいがちです。
でも『山は山小屋なり』、そして『山小屋は人なり』となれば、
具象を得、得心も行きます。
この言葉は、『何故山に?~そこに山があるからさ』と同様、
意味が漠としており、底の見えない禅問答に投げ出されてしまいがちです。
でも『山は山小屋なり』、そして『山小屋は人なり』となれば、
具象を得、得心も行きます。
吉田さんのお人柄が醸しだすホスピタリティ~
(「もてなしの心」とでも 訳すべきでしょうか)、
その献身に、一体何人の登山者の方が励まされたことでしょう。
ご自身が日々お山に掌を合せて押し頂いてきた『元気』や『勇気』を、
なめこ汁や疲れた登山者にかける一言に、そして心尽くしの小屋の和みに込めて、
日々を積み重ねて来られた17年間であったろうと、拝察致します。
常連の方々、おひとりお一人がその証人です。
(「もてなしの心」とでも 訳すべきでしょうか)、
その献身に、一体何人の登山者の方が励まされたことでしょう。
ご自身が日々お山に掌を合せて押し頂いてきた『元気』や『勇気』を、
なめこ汁や疲れた登山者にかける一言に、そして心尽くしの小屋の和みに込めて、
日々を積み重ねて来られた17年間であったろうと、拝察致します。
常連の方々、おひとりお一人がその証人です。
こういう小屋でありたい、あって欲しいとの想いと現実との間に、
どれほど心を砕いてこられたか、それは余人の窺う事のできぬ消息です。
『気が置けない山、磐梯山』は、筆者には取りも直さず、
『気が置けない小屋、弘法清水小屋』の謂いでありました。
どれほど心を砕いてこられたか、それは余人の窺う事のできぬ消息です。
『気が置けない山、磐梯山』は、筆者には取りも直さず、
『気が置けない小屋、弘法清水小屋』の謂いでありました。
ご苦労さまでした。
17年間の感謝を込めて。
17年間の感謝を込めて。
空は白んでますが大丈夫そうです。
猪苗代スキー場のゲレンデをのたりのたりと歩きます。
猪苗代スキー場のゲレンデをのたりのたりと歩きます。
過ぐる一週の間に結構な降雪があった様子です。
赤埴山の尾根筋までこれ程の雪が下りて来ました。
沼の平へ向かいます。
気温が高めで、融雪に足元はぐちょぐちょです。
気温が高めで、融雪に足元はぐちょぐちょです。
沼の平標識ポイント到着。
あぁ、長靴にすれば良かった。
あぁ、長靴にすれば良かった。
東壁。山頂部はガスの中。
今日のお山の貌は何やらいかめしく。
今日のお山の貌は何やらいかめしく。
弘法清水に、吉田さんのご主人より100Mほど先んじて到着です。
紀子さんは今日NHKの取材が入ってカメラマンの方と一緒、
かなり遅れて来るそうです。
常連の星野さん、レンズが曇ってハンサムですよ~。
かなり遅れて来るそうです。
常連の星野さん、レンズが曇ってハンサムですよ~。
常連のTさん。ダンディ~ですね。
常連のみなさんが持ち寄った心尽くしのツマミで、
いよいよ『飲み食い』の始まりです。
いよいよ『飲み食い』の始まりです。
テ~ブルの上にはたくさんのご馳走が。
星野さんお手製のツマミの数々~、
居酒屋『ほし乃』の開店です。(笑)
そうこうしている内に、常連さんが続々到着です。
吉田紀子さんも少し遅れて到着。
小屋前でNHKの取材でビデオ録りです。
小屋前でNHKの取材でビデオ録りです。
さてさてたっぷり休憩、飲んで食べて。
山頂へ向かいます。
此処に至っても足元はグチョグチョ気味。
山頂へ向かいます。
此処に至っても足元はグチョグチョ気味。
通称『ノゾキ』から、
東壁、東尾根、赤埴山を見下ろします。
東壁、東尾根、赤埴山を見下ろします。
かろうじて雲を突き抜け、大日岳。(飯豊連峰)
同じく飯豊本山。
荘重なる飯豊連峰。
もう神々しいまでに雪が着いて。安易な入山を拒みます。
もう神々しいまでに雪が着いて。安易な入山を拒みます。
山頂の祠にて、筆者。
眺望は充分に堪能、下ります。
北面の雪は足し算ですね。
弘法清水に下りました。
小屋前では職人のTさんを中心に傷んだ戸の修復作業中です。
ちょっとした弱みも厳冬は容赦しませんから。
ちょっとした弱みも厳冬は容赦しませんから。
中では賑やかに。
NHKの鉾井さん、
やはりビデオカメラを担いだ姿が一番キマッテますね!
やはりビデオカメラを担いだ姿が一番キマッテますね!
飯豊のお山も微笑んでこちらを見守ってくれています。
このメンバ~でこの小屋に揃うことはもうないかも知れません。
一期一会です。
不肖、筆者の音頭で記念の集合写真を撮ることに。
外へとみなさんぞろぞろと・・・。
一期一会です。
不肖、筆者の音頭で記念の集合写真を撮ることに。
外へとみなさんぞろぞろと・・・。
ハイ、ポ~ズ!小屋も嬉しそうです。
今日は待ち時間もありで、だいぶ長居をしてしまいました。
みなさんと下ります。
みなさんと下ります。
東壁に、「また来るね」。
みなさんは林道へ。筆者は一人寂しく?(笑)赤埴山へ。
ササが倒れて歩きにくくなって来ました。
赤埴山に寄って。本峰を望みます。
沼の平。
そして櫛が峰。
今日も無事下山。
お山に感謝し黙礼。
お山に感謝し黙礼。
お わ り