あるく

~山の恵みの備忘録~

厩岳山/猫魔ケ岳/雄国沼(その1) 2010年7月3日

 
今日(7/3)は予報も悪く、「雨の日」の山、磐梯山のつもりでした。
が、猪苗代に着いてみれば、お山の周囲に急ぎの雨雲はなく、
「雨の日=磐梯山」の定式が消失。
「いつかは~」と思い定めていた西隣の厩岳山が心に浮かびました。
どうせなら猫魔ケ岳も、そのまたついでにハイシーズンの雄国沼もと想いが膨らみ、
磐梯山のつもりで来たので、地図は持ち合わせませんが、この辺の地形は
その辺のガイドブックの怪しげな概念図よりよほどシッカリ頭に入っています、
…決定です。
磐梯町にある登山口へのアプローチに、少し車をジタバタさせてしまいましたが、
何とか事無く、厩岳山の登山道に客となり、
了えてみれば、おバカなドジはお笑い頂くとしても、
登山道の傍らにひっそりと佇む三十三観音に心鎮まり、
初めての雄国沼にはニッコウキスゲの彩鮮に心はずませて
帰ることが出来ました。…感謝です。



登山口へと林道を進みます。空の機嫌は良さそうです。
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林道終点。いよいよです。
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三十三観音の一番所、参道の始まりです。
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こうした石仏が所々置かれ、傍らの木に因縁が記載されています。
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風格が迫ります。
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どんな思井を込めて。
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この「石」に。
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「仏」を刻んだのでしょう。
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この山の静けさの中。
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願いが、祈りが、形象(かたち)となって。
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時を刻みます。
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ひっそりと厩岳山神社。
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行基清水に咽喉を潤します。
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しばらくの登行を経て厩岳山頂に到着。
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ヤブなどないたしかな路を縦走します。
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路傍にはギンリョウソウが見守っています。
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分岐です。左へ行くと猫石。右は猫魔ケ岳。
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猫魔ケ岳に到着。生憎ガスで何も見えません。
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ターンして猫石に着く頃にはややガスもとれ、
目指す雄国沼が俯瞰できました。
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猫石。
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数日来の雨のせいで登山道はぐちょぐちょ。
靴をドロだらけにして降ります。
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前方から何と新潟のブロガー「粟が岳」さんが!
お互いにびっくりのビックリです。
筆者同様、興に任せての地図なし思いつき山行とのこと。
周回をお薦めし、「再会」を期して。
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雄国沼到着。
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何とかガスも取れてきたようです。
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ニッコウキスゲは何処に咲いているのかわかりませんが(笑)、
希望だけは膨らみます。
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雄国沼休憩舎では、おにぎり頬張っておしゃべり。
お相手して下さったのは栃木からの方。
尾瀬はシカ害でニッコウキスゲが殊の外少なく、
此処でみれて良かったとのことでした。
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この休憩舎。りっぱな造りです。
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食事を了えてさて出発と外へ出ると、
何と二ツ箭山でよくご一緒するいわきのY田さんとM浦さんが!
今日はご家族の方とハイキングです。
此処でお遇いするとはビックリです。
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案内板に従い進むとニッコウキスゲの群落が・・・。
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ちょっと見通しの悪い樹林帯をしばし進みます。
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其処彼処にニッコウキスゲが。
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潅木を抜けると、大群落です。
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たくさん咲いています。
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紡いで生地にしちゃいたいですね。
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話には聞いていましたが・・・。
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見事な大群落です。
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木道の順路に従って進みます。
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コバイケイソウ。仲間が少なく寂しそうです。
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でも、少ない分目立ちます。
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ハイシーズンの土曜日にしてはハイカーが少なめです。
天気予報に敗けたのでしょう。
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黄、黄、・・・いいですね。
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ひとつ一つみんな個性的です。
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そんな個性が集まって別な新たな集合個性?を醸し出します。
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ワタスゲも結構勢力があります。
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気持良さそうに風になびいてます。
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今が旬の花は「撮って!」とリクエスト。
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沼とニッコーキスゲ、いいコンビです。
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     その2に続く