あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良/初の和尚山 2010年6月26日

 今日は、安達太良山です。

 以前から気になっていた未踏のピーク・和尚山も足下に。
 郡山市は石莚なる『銚子ヶ滝』登山口から、
 安達太良山頂~船明神山を巡る周回のコースで臨みます。

 初っ端から、序(ついで)に訪ねようと思っていた
 『銚子ヶ滝』へ降るポイントを逸したり、
 加えて、沢を渡るのに右往左往の大チョンボです。
 でも、初めてのコースはこのドキドキ感がいいですね。

 安達太良の新しい貌に見(まみ)え、
 その豊かさに触れることが出来、・・・
 感謝です。



 石莚(いしむしろ)牧場を奥へと進み、東屋の前に車を停め、『銚子ヶ滝登山口』より歩き出したものの、寝惚けていたのか、何故か銚子ヶ滝へと降るポイントを逸し、いつの間にかその先の沢床へ。仕方ありません。「滝」は帰路に後回しです。何ともミスは重なるもので、そのまま自然なラインで渉ればいいのに、沢の右岸上部の小枝に二箇所三箇所とつけられた赤布に騙され、釣られて行ってしまい、右往左往の行きつ戻りつで前進不能。処置無しで判る所までもどって目を凝らせば、なぁ~んだ、ちゃんとそれらしき丸太が。ロスタイム計上の破目に。
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気持のよい樹林の中の登行が続きます。
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お早うさん~!
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キレイだよ~!
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登山道の周りのササの類こそ最近の刈り払いに恵まれたものの、登山道が松や潅木の枝に低く覆われ、眺望が得られません。でも、和尚山も間近、やっと開けました。
(左に磐梯山、右奥に飯豊連峰大日岳。)
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大きく広い裾野。奥に飯豊連峰。
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磐梯山、ちょっと立ち居置がイマイチでしょうか。
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南へと連なる奥羽の山々。
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和尚山分岐から南に三角点へ向けて刈り払いが施されています。が、終点まで辿ってみましたが、それらしきものは発見できませんでした。
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阿武隈の山々。
真ん中、ツンと尖って鎌倉岳、そして右隣に移ガ岳が。
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安達太良の山頂が見えて来ました。
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ちょっとお疲れ気味の案内板。
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これから此の稜線を辿って山頂へ。
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見た目よりも結構距離がありそうです。
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鞍部におりて和尚山を振り返ります。
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安達太良山頂と船明神山。
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和尚山。むしろ「家形山」と名付けたほうが。
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だいぶ歩いて来ました。再び和尚山を。
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暑さの中、花のねぎらいを受けます。
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やっとこさ安達太良山頂に到着です。
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ちょうど良い岩に陣取って、お昼タイム。相席は埼玉からの方。
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筆者。
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これから辿る船明神山と奥に磐梯山
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安達太良の頂稜部、噴火口の縁、奥に吾妻の連嶺。
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山頂からの矢筈森、鉄山。
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霞む福島市。ちょこんと篭山。
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山頂直下、寛ぐ登山者。霞んで二本松市
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辿って来た和尚山からの稜線です。
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安達太良山頂にて筆者。
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障子が岩の向うに飯豊連峰。
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安達太良山頂を後にして。
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沼の平、不気味な白の荒涼。
この「白」、残雪の白ではありません、念のため。
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沼の平のコースは火山性有毒ガスによる事故以来、通行禁止になっています。
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火口壁越しに鉄山。そして左に走る稜線にポツンと鉄山避難小屋。
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胎内岩を望んで。
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飯豊連峰遙か。飯豊の白は雪の白、沼の平の白は異様です。
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この荒涼から。
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船明神山の岩頂。
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鉄山、そして奥に箕輪山。
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回り込んで振り返る安達太良山頂。
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往路から石莚川を挟んで隣の尾根を帰路に。あと「10Km 」~。
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磐梯山に見守られながら。
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船明神山のてっ辺で叫ぶ登山者。
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花々に慰められながら。
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ブナを濾す優しい陽光を享け。
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涼やかな道のり。
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花たちが、「見て、観て!」と。
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花、花、・・・目を愉しませながらの下山でお仕舞い、といきたかったのですが。帰りしな、やっぱりちょっと踏ん張って、「銚子ヶ滝」を愛でに行くことに。

先程から、空も少し白んできたようです、
・・・足早になって。



『銚子ヶ滝』の記録は別途にアップ。

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