あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/雨中花 2010年6月19日

 どうも雨になりそうな、こんな日はやはり磐梯山
 雨の日は、心を空にし、傘を差し、
 ただ黙々と歩く事に没頭します。
 でも、周りの景色こそ
 「色」を外されてモノトーンの世界となりますが、
 足元の草木や花々は、雨の滴に艶やかさを増し、
 その一筋の面目この時に有りと歩く者の眼を誘い、
 釘付けにします。
 天気の明暗は登山の質を変容させます。
 気心の知れた山は、気象の「暗」においてこそのお山です。

 (猪苗代スキー場~沼の平~弘法清水~磐梯山
  ~川上分岐~沼の平~猪苗代スキー場)     


刈り込まれて日当たりの良いゲレンデには
小さな花たちが栄華を競います。
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雨粒にこそなっていませんがムシムシ湿度は100%・・・。
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ツツジも艶やかに。
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予報通りの天気です。
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タニウツギ?花オンチの筆者です。
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赤埴への尾根に乗りました。
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繊細ですね。
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ウラジオヨウラク、可愛い花です。
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レンゲツツジ?花オンチの筆者です。(笑)
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お山の花の生命は、やはり「つましさ」ですね。
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アラゲヒョウタンボク?・・・?ばかりでお恥ずかしい。
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元気にハツラツと咲いています。
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赤埴の巻き道を往きます。
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マイズルソウ、これはひとつの世界です。
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沼の平・・・静かです。
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滴一杯のスミレ。
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異空間のような。
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咲き出そうとする気持が溢れて。
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ヨツバシオガマ? と思ってしまいましたが、葉の形状が違います。
ハクサンチドリのようですね。
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弘法清水小屋に到着。お腹ペコペコです。
「花より団子」の逆を往ってしまいました。
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キンバイの黄は尊いミッション。精一杯努めて。
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小屋で休んでいる内に雨。とにかく山頂へ。
こんな日でも登山者は絶えません。
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小屋に戻ると、雨を逃れて満杯の人だかり。
早々にお暇して花、花、花へ。
おや、今年も元気にバンダイクワガタ。
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櫛が峰の方へ、花を愛でに散策です。
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バンダイクワガタが、そこらじゅうに咲いています。
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雨の滴が重そうですが・・・。
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でも返って輝ります。
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この天気です。この辺りを訪れる人はいません。
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滴が葉の上にハシャギます。
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おや、翁草(オキナグサ)。
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ピンボケでゴメンナサイ。
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ここかしこに、小さな宇宙が。
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アカモノは雨の滴で顔を洗っています。
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静かな時間が流れます。
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樺(カンバ)の路をゆっくりゆっくり。
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雨具を少し汚しましたが、晩のオカズの地竹も大漁です。
赤埴の巻き道を胸を張って凱旋です。
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雨の日のしっとり登山、終点間近。
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