全県下、曇りや雨の予報に雷注意報。
未明の強い雨に、気持は磐梯山へ。
朝6時半。
猪苗代スキー場に着いて見ると雨。
この山は雨の日用ではあるけれど、それも小雨ならの話です。
雨には小雨、中雨、大雨とあり、
中雨を前に、なかなか手が靴紐を結ぼうとしません。
車の屋根を叩く雨音に耳を澄ませながら、
じっと目をつぶって待っていると、
段々と雨音が小さくなって霧雨状になりました。
これならとシートの背を上げて起き上がり、
身支度を開始することに。
未明の強い雨に、気持は磐梯山へ。
朝6時半。
猪苗代スキー場に着いて見ると雨。
この山は雨の日用ではあるけれど、それも小雨ならの話です。
雨には小雨、中雨、大雨とあり、
中雨を前に、なかなか手が靴紐を結ぼうとしません。
車の屋根を叩く雨音に耳を澄ませながら、
じっと目をつぶって待っていると、
段々と雨音が小さくなって霧雨状になりました。
これならとシートの背を上げて起き上がり、
身支度を開始することに。
濃霧の中、靴音を友に歩きます。


ゲレンデを上りきると雲が晴れて来ました。


どんな花を夢見ているのでしょう。


彩の街道を進みます。


山頂はガスの中。


残雪の織り成す絶妙な紋様。


沼の平、向うに赤埴山。


火口壁。


弘法清水小屋に到着。


弘法清水小屋に戻ると常連さんの賑やかな声が。
K倉さん(左)は今日も愛犬ルー君と一緒です。

K倉さん(左)は今日も愛犬ルー君と一緒です。

ルー君、コンニチハ。


もうこの山に300回はKさんと行を共にしているルー君。
歳も人間で謂えば米寿すらとうに越えて(100歳?)います。
感官を超えて、この山とどんな会話をしているのでしょう。
Kさんに委ね切った立ち居に胸が打たれます。
見えるものから見えないものへ、お山とルー君は以心伝心。

歳も人間で謂えば米寿すらとうに越えて(100歳?)います。
感官を超えて、この山とどんな会話をしているのでしょう。
Kさんに委ね切った立ち居に胸が打たれます。
見えるものから見えないものへ、お山とルー君は以心伝心。

新潟からのお客様。


花の造形に見惚れて。


ルー君、Kさんに抱かれてうれしそう。
Tさんも一緒に遠回りして花を愛でることに。

Tさんも一緒に遠回りして花を愛でることに。

銅(あか)沼。土砂の侵食が著しくだいぶ小さくなって来ました。


ツンと天を仰いで天狗岩。


茨城からの元気な若者達。ルー君にお目通りです。


櫛が峰。ガスが時折切れては「来たら~?」とからかいます。


火口壁越しに西吾妻。


『翁草手になだらかな山の景』(石原八束)
『霧の中ことばはぐくむ翁草』(青柳志解樹)
~『花の大歳時記』から
深い色合いです。


花のトーンがルー君に似ています。


イワカガミ。


太陽にきっと向かって。


東壁。


ガスが取れてきました。(下山すると~)


日に日に緑が強く。


どんな花を夢見て・・・。


東壁の貌。


東壁と沼の平。


櫛が峰に彩り副えて。


そっと、つましく。


樺の向うに鏡沼、そして赤埴山。


ゴージャス。


赤埴山へ。


ゲレンデが見えて来ました。雷の音が賑やかです。


雨がパラパラ~、でも天気雨。


お花の鄭重なる見送りをうけて。

