あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山・陽だまりに名残雪 2010年2月20日

 今日は別な山を考えていましたが、弱い冬型とは言え、磐梯山上空1900M付近の気温が寒気による-12℃以下はともかく、風速が22Mを超えるとの予想にモチベーションが翔んでしまいました。(笑)
 条件的には、以前はこのぐらいで突っ込んだこともありましたが、止めておきます。2月中の機会を逸することになるかも知れませんが、人間万事塞翁が馬?です。
 そんなこんなで私の志向の振り子は猪苗代からいわき市は小川に反転してしまいました。二ツ箭山。沢、尾根、岩場と、この絶妙な変化が登る者を魅了するのでしょう。標高こそ709.7Mと低山に甘んじているものの、侮るべからずの山です。常連の方々のこの山への想いは二つの矢竹に面目躍如です。岩場のテラスに春陽を満々と享け、いわきを俯瞰し、大海原を遠望することは快感です。西高東低の秘かなる愉しみになってしまいました。(2/20)



まずは沢をつめます。
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途中から向きを変え急勾配に喘いで尾根に乗ります。
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先行のお二方は小名浜山岳会の西山会長ご夫妻でした。ん?背負子には丸太が!
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鎖場を攀じる西山さん。
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男体山と女体山の基部(鞍部)へと無事到着。
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残すはこの岩場。
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少し上って男体山を見遣ります。
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おや、基部(鞍部)に別コースを辿ってY田さんとM浦さんが上って来ました。
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西山さんも鎖場を了えてホッと一息。ん?M浦さん、おNEWの長靴でしょうか?
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奥様も無事到着。
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雪の付いた危なっかしい岩場を了えて、男体山を振り返ります。
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岩場のテラスは今日も常連さんで賑わいます。
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楽しい話題は尽きません。
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M浦さんも顔がほころびます。
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ちょっと空が白んできたような。
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あらら、晴れてるのに雪が舞って来ました。名残雪、いい風情です。
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さすが、いわきの防雲堤?雪雲がこの山を越えることはなさそうです。
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昨年お遭いした常連のM馬さん。お久し振りです。お疲れ様でした。
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はるばる仙台からのお客様も。
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陽だまりの温もりの中、愉しい時間が流れます。
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岩場のトップにある方位盤。「E」の先の方にご注目、「ハワイ」が見える?
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雪雲はこの山の手前で息が切れた様子です。太陽の勝ち?
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優しい陽光が射しこみます。
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こちらでもみなさん休憩中です。
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そろそろお暇しますね。
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帰りしな男体山に道草しました。鎖、ロープが張ってあるとは言え、良い支点を欠き、雪もからんで冷や汗ものです。腕力だけが頼り?
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男体山からの女体山。
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女体山、基部(鞍部)より上、最上部の岩場。
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女体山の岩壁。
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男体山の岩壁。適当な支点が少なく鎖だけが頼りです。上りより下りの方が怖い~。
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下部から男体山を見上げます。
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春陽がやさしく。
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御滝を上から覗きます。
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御滝。
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