あるく

~山の恵みの備忘録~

▲二ツ箭山/春陽 2010年1月30日

 『ひかりとあそびたい/わらったり/哭いたり/つきとばしあったりして/あそびたい』
八木重吉詩集より)


 先の週、雪山に遊んだ反動?でしょうか、
 朝方、奥羽の山並みを覆った鉛色の雲の様相に
 心は「浜通り」の陽光へと傾いてしまいました。
 私の家は、磐梯山のある猪苗代と二ツ箭山のあるいわき市小川とのほぼ中間に
 位置する所為か、気圧の気紛れにより、振り子の中心と化してしまいます。
 今日は、登山口ともいえる駐車場で、
 昨年3月初旬の磐梯山以来、久方振りにいわき市の asano さんにお遇いし、
 行を共にすることが出来ました。
 いつもの休み場、岩場のテラスは常連の方々で賑わい、
 陽光燦々、洋の煌き、集う笑顔と、~たしかな春が感官に染み入りました。
 下りは、久方振りに月山経由の尾根道、
 二ツ箭山の名の由来、二つの岩峰、男体山/女体山をまじまじと眺め、
 感慨をあらたにすることが出来ました。感謝です。



久~し振りに asano さんと「遭遇」。
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颯爽と岩場をのぼる asano さん。
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水量はいたって少ないですが、枯れることはありません。
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渓を進みます。
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asano さんの「お庭」です。
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おや?常連のY田さんとM浦さんでは?一杯やっているようです。(コーヒーです、念のため)
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Y田さん、おNEWの山靴はオーダーメイド!光ってます。
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記念撮影。左から、Y田さん、M浦さん、 asano さん。
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尾根に乗り進みます。
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30Mの鎖場です。さすが通い慣れた asano さん、迷いがありませんね。
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何処に手をかけ、足を置くか、-決まっています。
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う~ん、早い速い。
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基部へと攀じ上がってもうひと踏ん張りです。
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女体山から、いわき市と太平洋。
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常連の方々が勢揃い。小名浜山岳会西山会長ご夫妻の姿も。
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テラスは大賑わいです。
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展望の良い岩場のトップ。
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これから周って下山する月山と眩しい洋(うみ)。
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一登りして右へと回り込みます。
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いわき市平の市街、きらきら輝く太平洋。
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西山会長。
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筆者。
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月山へと辿り着きました。先程まで休んでいた岩峰、男体山/女体山を望みます。
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アップして。
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月山信仰の流れでしょうか、「月山神社」が祀られています。
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再び男体山/女体山の二つの岩峰。
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落ち着いた所作の asano さん。
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こんな感じの尾根道となります。
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岩がゴロゴロ。
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樹間越しに二つの岩峰。
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アカヤシオが咲き誇る頃、ベストショットとなることでしょう。(左の岩峰が男体山、右が女体山)
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